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関西~九州への旅(4)湯布院・黒川温泉 (絶景のやまなみハイウエイ)九重連山 [旅行]

4日目、九州の旅の開始です。大分港でレンタカーを借りて別府の市街を抜けまず湯布院(大分県)を目指します。本日の泊まりは湯布院の先の黒川温泉(熊本県)。


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一般道路を走ってるんですけど火山地形というのか、なだらかな台地が広がって素晴らしい景観(車内から写した写真)。


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正面に見えてるのが由布岳(だと思う)


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湯布院に着いてガイドブックに載っていた”金鱗湖”に立ち寄り。平日だったので駐車場もすぐ入れたけど、とにかく狭い町なので土日の混雑ぶりはすごいでしょうね。


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お天気が良くて水面がキラキラ光ってる。”ため池”と言っていいくらいのとても小さな湖。ここからは由布岳は見えません。(正直いって)大分まで来てわざわざ見に行くかと思うような場所。でも観光スポットらしくって、まわりは中国人と韓国人の団体客ばっかりでした。


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引き返そうかと思った時、カモが2羽ガッコガッコ鳴きながらすごいスピードで泳いで来た!


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地元のオバサンがエサをやってたのね。「ガ~コォ~!」と呼ぶとすぐ寄ってくるそうです。話を聞くと2日に一度は(ボランタリ―に)餌やりに来てるそうです。レタスをいっぱいもらってました。レタスが好物でなぜか(?)キャベツは嫌いだそうです[わーい(嬉しい顔)]。「(熊本)地震の被害はどうでしたか?」と尋ねるとご自宅の壁にヒビが入ったけれど大したことはなかったとのこと。


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湯布院は昨今チョー人気の温泉地ですが、どうやらイメージが先行してるらしい。


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人気の女子旅でよくガイドブックに載っている”湯の坪街道”という商店街も、たしかにお洒落なカフェは並んでますが、歩いても数分で終わってしまうほどの小さな通りです。


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正面に由布岳が見えてます。


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ただし旅の収穫は充分ありました。まず、どこに売ってるかわからないという話だった”安心院(あじむ)”のワインを、この通りの酒屋さんで見つけたこと。店主に「”あじむ”って読めないでしょ」と言われた。「大分の地名は読めないのが多いんですよ」とのこと。

 

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3600円。迷わずお土産に購入。


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それから地元の醤油屋さんで”かりんとう”の試食を勧めてくれたのでお土産に買ったらこれが美味しかったこと。


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さらに、通りすがりに見つけたカフェでお茶をしたら当たり!だったこと‥などなど。


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”鞠智(くくち)”というカフェ(これも漢字が読めない[もうやだ~(悲しい顔)])です。由布岳がのぞめるテラス席は最高!
紅茶を頼んだら丁寧にいれたダージリンを”伊万里”の器で出してくれた!休日だと行列が出来そうなお店ですけど、平日だとどこに行っても空いてるのが”ヒマ持ち”の特権です([手(チョキ)])。


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戻りは街道の裏すじから”湯の坪川”沿いをぶらぶらしながら駐車場へ。「時間がゆったり流れてるなあ・・」と連れ合い。気持ちがいい五月晴れです。


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さて湯布院から阿蘇へ抜ける道は”やまなみハイウエイ”と呼ばれてます。パノラマの絶景が広がる道だそうです。

この道の周囲は温泉郷ばかり。どこを掘ってもお湯が出てくると言った感じ。黒川温泉はちょうど湯布院と阿蘇の中間あたりに位置します。


ハイウエイといっても一般道らしくて、特に案内板があるわけでもないし、走ってるうちにどうやらこの道がそうらしいと分かった。登り下りの山道が続き、やっと峠にレストハウスを見つけて、早めのランチをすることにした。レストランの周囲には九重連山の山々。


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生まれたばかりの子ヤギもいる。


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農家レストラン”べべんこ”。(あとで見たらガイドブックにも載ってたので有名な店らしいです)


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お勧めを聞くと、肉(豊後牛)うどんとコロッケだと教えてくれたので、注文しました。アツアツの出来立て、すごく美味しかった!(しかもすごく安かった。)


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どうやら大分県は”コロッケ”が名物らしくてどこでも必ずコロッケが売ってます。食べ歩きもできるらしい。”べべんこ”のコロッケはひき肉じゃなくて自家牧場の牛の細切れ肉が入ってるのが自慢らしいです。

いきあたりばったりの旅で思いがけずこういうお店を見つけるととっても嬉しい[わーい(嬉しい顔)]


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近くの”九重・夢の大吊り橋”にも行ってみました。高さは173m(日本一)の人専用の大吊り橋で左右に渓谷が広がります。


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削られたような山肌は熊本地震の際の崩落跡だそうです。


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この大橋をもう1000回以上渡ってるという地元のオジサンが教えてくれた。なんでも3日に一度はこの橋を渡って向かいの日帰り温泉に行って帰ってくるのを日課にしてるそうです。「温泉は200円で入れるし、万歩計は稼げるし、心臓にステント入ってるけど風邪もひかない。身体のためには最高だよ!」という話。(茨城県)常陸太田市の”龍神大吊橋”を知ってるかと尋ねると「バンジージャンプをやってるところだろ、行ったことはないけど知ってる。でも高さはこっちのほうが上だよ」と。オジサンは自発的に橋の案内人をかってでてるようです。


誰が投票したのかしらないけど九重夢大橋の人気は3位だそうです。[わーい(嬉しい顔)]


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ハイウエイ途中の”長者が原ビジターセンター”にも立ち寄り。特段観光地として有名でもないし自然観察教室のような場所ですけど・・・・ここが、抜群の景観だった[exclamation]なんてったって、今回の旅で最高でした![ひらめき][ひらめき][ひらめき][ひらめき]

(これも後で知ったのだけど)”阿蘇くじゅう国立公園”に指定されている地域だそうでナットク。


ビジターセンターに入ったら窓から”長者が原”がこんな具合に見えました。


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あら、綺麗ねえと思って外にでてみたら・・・・


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写真だけではうまく伝わらないだろうから歯がゆい思いですが、この大自然を目の前にして言葉を失いました!いくら見てても見飽きなかった。

 

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まわりは火山の九重連山、名もしらない山々です。すべての峰々の稜線がくっきりと見渡せる。文字通り360度の大パノラマ。圧倒的なスケール感で緑がグングン迫ってきます。知床湿原でも大パノラマに感激したけどそれ以来の経験。


遠くから禿山のように白く見えたのはガスが噴き出ている硫黄山です。


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足元は”たで”の原生地、たで湿原の上に木道が整備されていて周囲を巡ることができます。ラムサール条約にも登録されている”たで原”は春に「野焼き」をして湿原環境を維持しているそうです。
訪れる人もほとんどいなかったし、このすばらしい景観を独り占めした贅沢な時間でした。


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360度をお見せできないのが残念ですけど、どちらをみても山とたで原。”緑”と言ってもこんなに多彩な色があるんだとつくづく思いましたね。


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こんな景色に出会えたのはお天気に恵まれて時間帯も良かったからかも知れないですが、もし九州のほうへ行かれる機会があれば、ぜひおススメしたい”やまなみハイウエイ”と”九重連山”です。


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さて黒川温泉に行くまでにもう一か所立ち寄り。ビジターセンターにパンフレットが置いてあった”八丁原地熱発電所”。やまなみハイウエイをそれて、さらに山中に入って”筋湯温泉”という温泉郷の近くまで登ります。


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もうこうなると「小学校の遠足かい。社会科見学やな」と思いながらも私達以外には来る人もなく・・・貸切りで見学コースを案内してもらいました。


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それらしい機械が並んでいます。ご存じの方も多いと思いますが、一応ワタシなりに理解した”地熱発電”を説明しますと、3000mくらいの深い井戸を掘り、地下からマグマで熱せられた熱水をくみ上げ、蒸気を分離しその蒸気エネルギーでタービンを回して電気エネルギーに変えるしくみだそうです。


タービンと、


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自動の制御室。


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下は熱水を冷やす装置。常温に戻った熱水は冷却水に使ったり地下に返すそうで、クリーンかつエコロジーな発電だと強調されていました。


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国内最大規模を誇るこの発電所では11万キロワットの電力を造り出せるそうで、これは3万~4万所帯くらいの中都市の総需要をまかなえるほどの量だそうです。クリーンかつエコロジーという話なら、火山国の日本ではもっと地熱発電が普及しても良さそうなものですが、適地を見つけるのが難しいんでしょうね。


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あちこち寄り道して夕方に黒川温泉に到着。”黒川荘”という和風旅館です。ガイドブックによると黒川温泉では湯めぐり手形が有名で、浴衣姿で温泉街を巡りいろんな旅館のお風呂に入りに行くというスタイルが流行っているそうなんですが、この黒川荘は温泉街の中心からは少し離れてるし、宿の中に4つも露天風呂があるので”湯めぐり”はやめました。


宿の入り口と、


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ロビーです。


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お部屋は純和室で、


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部屋にも内風呂(しかも掛け流しの露天風呂)がついていましたし。


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この露天風呂がすこぶる快適! 常は温泉に行ってもお風呂に一度しか入らない連れ合いが合計三度浸かりましたからね(過去最高!)。ちなみにワタシは三つの露天風呂とこの内風呂に三度の計六回です。ふやけてしまった([ふらふら]


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下が宿の自慢の露天風呂です。


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宿の裏手にまわってみると、びょうぶ岩がそそり立ち、


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渓流が流れていました。


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こちらがワタシ達が泊まった母屋の棟。


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和室でも不自由はないし、料理も頑張ってるなと感じたんだけど、部屋食で”座卓”だったのには参った。(腰痛には座卓がこたえます[もうやだ~(悲しい顔)]


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お刺身と一緒に馬刺しも登場。


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豊後牛の溶岩焼きは美味しかったです。


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鍋は熊本名物のダ(ン)ゴ汁。


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朝食です。テーブル・イス席でホッ!


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1泊二人、5万円でおつりが来た。湯布院の旅館に比べると、かなりのお得だと思いました。








 














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関西~九州への旅(3)昼の瀬戸内海クルーズ(神戸港~大分港) [旅行]

今回の旅行のハイライト「昼の瀬戸内海クルーズ」。前日とはうってかわって晴天。[晴れ][晴れ] 超ラッキー!この船旅はお天気さえ良ければ言うことなし[わーい(嬉しい顔)]



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カーフエリーの”さんふらわあ”が年に4回のみ運行する”昼”の瀬戸内海クルーズ。”昼の”という点がミソ。国内のクルーズは初めてなんだけど、以前から乗るならゼッタイ”昼”と決めてたワタシ。今年は5月に企画されたのを知って申し込みました。


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さんふらわあは関西と九州を結ぶ瀬戸内海航路を通年営業してますが、すべて夜の航海なんですね。大型客船のクルーズでも「瀬戸内海を航行」というキャッチフレーズで客を集めてる場合もありますけどやはり夜間の航行です。すなわち眠っている間に夜の瀬戸内海を通りますという意味。せっかくの景色が見られないわけです。さんふらわあの通常の運行では大阪・神戸を夕方に出航して九州には朝早く着きます。


ところがこの昼のクルーズは、午前中に神戸港を出航して夜遅くに大分港に着きます。日中の瀬戸内海の景色を存分に楽しめます。大分港に着いたあとはそのまま船中で一泊できるので、翌朝から九州観光という旅程を組みました。
バス・トイレ・デッキ付の
デラックスツインという最上級船室を申し込んで1人4万円くらいだったか。他にも二段ベッドでペットと一緒もOKという部屋があったり、大部屋や大浴場もあるそうで、料金も条件もいろいろ選べます。カーフェリーなので当然マイカーも運べます。


下の写真が利用したデラックスルーム。ゆとりのある部屋で1泊しても身体が楽だったので、デラックスを選んで正解でした。


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バスルームから海も見えるし、


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特にプライベートデッキが広々して気持ち良かったデス。


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デッキでのコーヒータイムも最高の気分だった。


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特別クルーズなので、船内では特別のイベントがあったり、お弁当がついたり、さんふらわあのスタッフ総出で”大サービス”に勤めてた様子には好感がもてました。(多分出血サービスでしょう。エンターティメントはいただけませんでしたが、これもご愛嬌)
瀬戸内海にかかる三つの大橋と多くの島々を見るだけでも忙しいのに、イベントにも参加したので、実際は部屋でくつろぐヒマもなかったんですが。


最初に海図をもらって海路をチェック。右舷左舷に見えてくる島々のパンフレットも用意してくれてる。至れりつくせりのサービスなのに海図を読み解くのが難しいワタシ([もうやだ~(悲しい顔)])。でも船内放送で、どこらへんを通っているのかわかりました。


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操舵室見学の時間もありましたよ。(チンプンカンプンだったけど)連れ合いは面白かったみたい。ただ、小舟がたえず行き来してるので、操舵室は気の休まるひまもないと思うけど。


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内海で波は穏やかだし、大海原をスイスイ進んでいくという爽快感はバツグンです。時速40キロだとか。船足は思っているよりずっと速い。大型客船に比べたら揺れるけど、それも微振動です。「この海は遣唐使も通ったし、平家も落ちのびていったし、水軍や海賊も横行したんやなあ・・・・」と歴史好きにはたまらんですね。


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話を乗船時に戻します。(これまで乗った海外の大型客船では経験しなかったんですが)初めて出航の見送りをうけました。ブラスバンドの演奏が船出を盛り立ててテープが飛び交います。


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連れ合いは「(さんふらわあの)スタッフ総出で見送ってくれてるよ。掃除のオバサンまでいる。テープを受け取る方は大変だろうなあ」と冷静なコメントを洩らしておりましたが、初体験のワタシはテープ投げだけでワクワク。


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[るんるん]サヨゥ~ナァラ サヨ~ナァラ 神戸の港[るんるん]」 船旅の旅情を感じますねえ(ムリムリ[わーい(嬉しい顔)]


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船内に入るとクラシックのカルテット演奏が迎えてくれて、


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売店も併設。お土産も売ってるし、お腹が空いたらここでパンやカップラーメンなんかも買えるけど、ワタシはお弁当と夜のディナーバイキングで充分でした。


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全員に配られたお昼のお弁当。なだ万のお重でとても美味しかったですよ。お茶もお菓子もついてる。


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デッキに出てみたらミルクそっくりのワンちゃんの姿が!思わず「大型犬もOKなんですか?」と尋ねると”盲導犬”でした。めっちゃお利口なワンです!(似てるの、顔だけ[ふらふら]


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そうこうしてる間にすぐ”明石海峡大橋”が見えてきた。


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神戸市と淡路島を結ぶ大橋です。


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あっという間に通り抜け。カメラを取りに戻ってる間に終わってしまった。


仕方なく部屋のデッキから通り過ぎた橋を撮影。右に見えている島影が淡路島です。


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こちらも部屋から撮った写真。船の左舷側から写しています(左~右へ進んでる)。どのあたりかあやふやですけど、対岸は四国です。


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船内でも服を借りて記念撮影。


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(お遊びの)ルーレットにも挑戦してみたら連れ合いが大当たりで500円分の商品券をゲット[手(チョキ)]。(彼は売店でビールを買ってました)


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ワインやチーズの試食会もあったのでしっかり参加。大分の”安心院(あじむ)”という地元ワイン。


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”安心院(あじむ)”ワインは、大分では有名らしいけど全国に出回るほどは生産されてないそうです。特にスパークリングワインが良かったと連れ合いの評だったので、ソムリエにお店を尋ねて大分で探そうという話になった。


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さて、こちらは”小豆島”です。船の右舷側から写しています。午前中に通過しました。思ってたイメージとは違って、近くに見えるし、大きい島なのに驚き。(実際に来てみないとわからんもんやなあ。。)


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そうこうしてるうちに、今度は2本目の大橋が見えてきた。岡山県と香川県を結ぶ”瀬戸大橋”。瀬戸内海のちょうど中間地点、通過時刻は午後3時ごろだったか。塩飽(しわく)諸島の5つの島にかかる6つの橋梁の総称を”瀬戸大橋”と呼ぶそうです。長さは1万3000メートル以上あるそうで(他の2つの橋と違って)JRの鉄道も通っているのが特徴。


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ちょうど列車が走ってるのがみえたのでズームアップしてみました。わかりますか?


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この橋の下もあっという間にくぐり抜けます。が、今回はきっちり動画を撮った。橋は真っ直ぐかかってるんじゃなくてカーブをえがいてます。島々を渡しているのでこういう形なんでしょうが、趣がある。いい橋ですねえ!


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この辺りは、船の左右に次々と多くの島が現れてきます。船尾側のデッキに上がったら、陸地も島々も一目瞭然に目に飛び込んできた。小さな島には逃げ隠れしやすい湾も多いし「そら水軍(海賊?)も活躍できるワ」と実感した。対岸も指呼の間、目視できるほどの本当に狭い海峡です。


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三本目の橋は大島と今治を結ぶ”来島海峡大橋”ですが、ちょうど夕方のデイナーバイキングの時間にかかってしまって、これまたあっという間に通り過ぎてしまった(残念!)


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特別ディナーとかで(1800円/人でしたが)この安さでマグロや桜鯛のお刺身が食べ放題。ビワもデザートもいっぱいありましたので大満足。(橋より刺身、のワタシでした!)


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来島海峡大橋をレストランの窓から写した写真です。海面は渦をまいていますネ。


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かくして(?)・・・瀬戸内海の夕景と、


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夕陽です。


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下は、夜の星空教室に参加した時、すれ違ったさんふらわあの姉妹船。


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大分港が見えてきました。入港は午後10時ごろだったかな。


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で、船中泊をして見た大分港の朝焼けです。


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早朝に下船して九州への旅がはじまりました。「サヨナラ、さんふらわあ・ごーるど」。お疲れさまでした。


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関西~九州への旅(2)墓参り&琵琶湖周辺(大津) [旅行]

金・土の週末に関西の宿をとるのはけっこう難儀だったんだけど、京都&神戸になんとかシテイホテルを確保。初日は京都京阪グランデ、二日目は神戸プラザホテル。(朝食付でリーズナブルなので個人旅行にはありがたい)。
この時期、京都や奈良は修学旅行生や団体客であふれていました!特に修学旅行はGW明けから梅雨前までに集中するそうで、最近は古都で(退屈な)寺参りをしたあとにユニバーサルスタジオで遊ぶのが定番だそうですよ。


グランデは京都駅前のホテル。


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朝食はビュッフエです。


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旅行中お天気には恵まれたんですが、墓参りを予定していた2日目だけが土砂降りの雨[雨]
レストランの窓から見えてる京都駅八条口、新幹線のプラットホームも霞んでる。


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雨の中、レンタカーを借りてもちろん比叡山の霊園にはちゃんとお参りしてきました。連れ合いの両親の墓です。彼は自分の身体が元気なうち(運転ができるうち)は毎年墓参に行くと言ってます。(ワタシもついて行きます)


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帰り道に大津の”唐崎の松”に立ち寄り。


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近江八景の一つで、晴れてれば絶景のはずですけど、琵琶湖も全く視界が効かない。


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ビショビショになりながら松の写真だけ撮ってきました。唐崎の景観は古歌にも歌われていて、芭蕉の<唐崎の 松は 花より おぼろにて>という句が有名。


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身体が冷えたので門前の団子やさんに入って温かいお茶と”みたらしダンゴ”を注文。(レンズにも水滴がついてますネ)


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炭火で焼いてくれたアツアツの”みたらし”。ホッとしました。


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店内に滋賀県知事の三日月さんの色紙があったので尋ねると「唐崎においでの時に2回ほど立ち寄っていただいてます」との話。ワタシは知事とは面識ないんだけど(年次もずっと下るけど)高校の後輩らしいです。

ちょうど日経の夕刊で滋賀県の紹介とご自分のことを連載中だったので(へエッ~、あちこち回ってはんのやな、エライやん)と面白く読ませてもらってた.

「自転車で来やはりますわ。」と聞いてびっくり。(やっぱり若い知事やなあ!フットワーク軽いなあ)と感心。



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その三日月さんの(旅行直前に読んだ)エッセイに”フェノロサの墓”の紹介があったので「我が意を得たり」と嬉しかったんですけど、ワタシたちもここ何年か行きそびれてた”フェノロサの墓”へ立ち寄ることにしました。


大津市の”三井寺(円満院)”の別院になってる”法明院”という塔頭の墓地にそのお墓があります。三井寺は街道筋にあって簡単に行けるけど、この法明院は皇子山の山の上にあるのですぐには行くことが難しい。

しかもこの日は土砂降りの雨。足下はぬかるみ山中の墓地へ向かうには最悪のコンデション[ふらふら]


”法明院”です。人の気配はまったくありません。なんでこんな遠くに別院を建てたのかなあ?


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墓地を探して裏手にまわると・・・・


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ありました。ひっそりと、フェノロサの墓です。ワタシは敬愛する天心とフェノロサが日本美術を守ってくれた恩人だと思っているので、どうしても一度お参りしたかったんです。アメリカからもわざわざ訪れたんでしょうね。下の写真はフリーア達が建てたと思われる碑です。


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隣にビゲローの墓もあると聞いていたのですがよくわからない。多分右隣の一段高くなってるお墓がそのようです。とりあえず、お参りできたので良しとしました。


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ランチは琵琶湖ホールのレストランで。公演が無い日だったので貸切り状態です。


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目の前に湖面がひろがってるはずだけど、やはり雨でよく見えません。


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気を取り直して石山寺へ向かいました。


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言わずと知れた近江の古刹です。何年ぶりかしらね。もちろんワタシ達の地元なので何度も何度も来ていますが、旅行者として訪れてみるとまた違った目線で見られます。暮らしてた時はなんとも思わなかったのに、余所者として戻ってくると、”近江”には見るべきものがいっぱいあったんだとわかりますね。


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雨に洗われた、目が覚めるような青もみじ!


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参道わきの湧水が音をたてて流れています。広い境内を散策している間にもあちこちから絶え間なく水音が聞こえてきます。寺の目の前には瀬田川の渓流が流れ、背景の山からは湧水がいたるところに流れ出してるからです。


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石山寺はその名のとおり石山の上に建ってるお寺です。


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境内ではゴツゴツした岩ばかりが目につきます。


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本堂を見上げています。清水寺の舞台などと同様に、傾斜地の上に長い柱を組み立てる”懸造(かけつくり)”という建築。創建は天平に遡るといいいますからまさに古刹中の古刹といっていい。


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清水寺や長谷寺と同じく観音霊場の一つとして古くから観音信仰の聖地となってきました。平安時代には和泉式部など日記文学をになった女官たちの”石山詣”が盛んでした。京からは”方違え(かたたがえ)”の方角だったんでしょう。


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紫式部が源氏物語を書いたと伝わる”源氏の間”もそのまま残っています。子供の頃に初めて見た時と同じ部屋に同じ人形が座ってました(笑)あまりの変わりなさ過ぎに当惑してしまう。(なんやねん?)


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先日の絵巻展で展示されていた”石山寺縁起絵巻”にも、式部がここから月を愛でて源氏物語の構想を練ったという場面が出ていました。この人形はちょっと・・・ですけど、よく考えたら(考えなくても)千年以上前に長編小説をものしたなんてスゴイ女性ですね。別棟で”石山寺と紫式部”という展示を開催してましたので、連れ合いを待たせて一人で入ってみましたが、”源氏物語の文(ふみ)”という企画が面白かった。


連れ合いが一番気に入ってるという国宝の”多宝塔”にもまわってみました。上下左右のバランスがよく檜皮葺きの屋根が見事、確かにいつ見ても美しい塔です。鎌倉時代の木造建築で多宝塔では日本最古のものだという話。


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そう、ご本尊の大日如来さまは快慶展にお出ましでした。(奈良博でしっかり拝ませていただきましたよ)


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こちらの塔頭で”葵の上”というお香の匂い袋を買って帰りました。


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”勢多の唐橋”を渡ります。この橋が京(天下制覇)への手形です。”壬申の乱”以来いつの世にも数々の戦乱の舞台になってきた瀬田川と唐橋です。(ワタシたちにとってはたんに京都駅へ戻る道すがらですけど)


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この日の宿は神戸の六甲アイランド。埋め立ての島でJR住吉駅から自動運転のモノレールが通っています。なんだか近未来小説の世界に迷い込んだ気がする。


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部屋からは神戸港もよく見えた。


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息子一家と食事しようかなと思ってたんですが都合があわずこの日の夕食は居酒屋へ。ワタシが下戸で普段2人で居酒屋に入るってこともないんですけど、旅の途中の居酒屋っていうのもなかなかいいもんですね。([わーい(嬉しい顔)]


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関西~九州への旅(1)奈良・京都へ [旅行]

連休明けの週末から5泊6日の旅へ。毎年、恒例の関西行き(比叡山へのお墓参り)のついでに個人の旅を企画していますが、今年は奈良博の”快慶展”と京博の”海北友松展”を組み合わせ、さらに”昼の瀬戸内海クルーズ”で神戸~大分までの船旅、熊本の黒川温泉と大分の別府温泉でお湯に浸かって大分空港から戻るという、結構ダイナミックな旅程を組みました。


羽田~伊丹と大分~羽田の[飛行機]ANA便は有効期限直前のマイレージを使い旅費がかからなかったので、その分[船]船内と[いい気分(温泉)]黒川温泉の宿はアップグレード、[車(セダン)]京都と大分でレンタカーを借り道中は連れ合いが運転。いつものことながら地元の人にいろいろ教えてもらったり、通行止めの道に迷い込んだり、ハプニング続出[わーい(嬉しい顔)]の”楽しい”旅になりました。[手(チョキ)][手(チョキ)] (ミルクはいつもの獣医さんで一週間のお泊り保育)


あちこち放浪したのですでに記憶があいまいになってますが、少しづつ思い出しながら時系列で記録していきたいと思います。


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まず、初日。


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ミルクです、ちゃうちゃう、奈良のシカ。(よう似てる!)


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奈良国立博物館。


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”快慶展”の会場。


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教科書では鎌倉時代の仏師”運慶・快慶”とひとくくりにして教わるはずですが、ネームバリューでは運慶がダントツ、仏師集団慶派の棟梁”康慶”の息子であり鎌倉彫刻の代表とされるリアルで躍動的な造形は他の追随を許さない、彼の(残存する数少ない)作品のほとんどが国宝指定されてる、いわば天才肌の仏師で熱狂的なフアンも多いです(連れ合いもその一人)。

一方、兄弟弟子の快慶は出自も不明で仏像も個性がなくおとなしめ、運慶の陰に隠れて地味な人・・といった評価をされてきたようですが、近年は研究が進んでどうやら快慶の良さが再評価されているらしい。

奈良の主だった寺院だけでなく全国各地の寺院からご本尊の受注数も多く、独自の工房を持ち大勢の弟子を従え、仏像表現のお手本とされる彼の造形は後世の仏師に大きな影響を与えたという視点も強調されていました。


連れ合いは「運慶なら是非もなく国宝指定される仏像でも快慶だから重文なんだろうな、国宝ってのも名前だけからなんだな・・・」と感想をもらしていましたが同感です。個人的には国宝であろうとなかろうとどうでもいいんだけど、運慶仏と遜色のない仏さまがうじゃうじゃと並んでいるのをみると、国宝指定なんてずいぶんいい加減だなあと思ってしまう。(後で行った”海北友松展”でもおなじことを感じましたけどネ)


ワタシは20年以上前に訪れたボストン美術館で、コンクリートの館内に展示されていた小さな快慶仏を拝見して、その姿の優雅さに魅了された(仏さまを美術館で見るのかあ!とも思った)のをうっすら記憶してます(多分天心がボストンに入れた作品)。

それ以来快慶仏を見つけるとじっくり拝観させてもらっているのですが、こんなに多くの快慶仏を同時に目にすることは初めてだったので、改めて仏たちの優美さに圧倒されました。同時にこんなに多くの仏を彫っていたのか(残っていたのか)とビックリしました。
着衣のひだなど少しづつの差異はありますが、表情はどれもおだやかで破綻がない、端正という形容がぴったりの仏たちです。ボストン美の仏さまも今回里帰りしていたので再会できて満足です。
端正すぎて面白みにかけるという人もいると思うけど、勧進元の要求にすこぶる真面目に答えようとした仏師だったとも言えます。


下は鎌倉時代の東大寺再建の功労者”重源上人座像”。これも展示されていました。作者は不明ですが、表情をみると運慶の無著像などに通じるリアルさがあって上人の内面をよく捉えています。こういう表現はいままで運慶作だけだと思ってたんですが、快慶の力量をみせつけられた時点で、これが快慶の手によるものであっても不思議はないと感じました。


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快慶はこの重源上人に深く帰依し、重源からもずいぶん信頼が厚かったらしく、東大寺をはじめ南都や京の寺院のご本尊を多く手掛けています。快慶は阿弥陀経を信心し、敬虔な信者として仏像彫刻を(修行と考え)行なっていたようです。


三尺阿弥陀仏が何体も並んでいて壮観でした。時代はちょうど鎌倉仏教へ移り変わる時、天皇や貴族や武士たち権力者だけが施主であった時期から、庶民が集まって寺ごとに勧進する時期に変化していったようです。快慶仏はそうした衆生の勧進で作られたご本尊が多かったのではないかと思います。先に述べたように、どれも同じと批評される快慶の仏さまは、誰もが安心して拝める穏やかな姿態だからこそと言えます。

平安期までの定朝様式から、少しリアルな表現を加味して実在性を持ちながら格調高い快慶様式は、大衆に支持される(後世の仏さまも快慶仏をお手本にしたものが多いそうですから)普遍性を備えていたと言えましょう。現在ワタシたちが拝んでいる(檀家寺院や仏壇の)身近な仏さまたちの姿は快慶仏をモデルにしているそうです。


この写真はそれぞれ別のお寺の三尺阿弥陀如来(ほぼ1メートルくらい)です。晩年になるほど着衣の装飾性が増してきます。ちょっと見ただけではほとんど違いがわかりませんけど実際に目にするとそれぞれ違うなぁと感じます。


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ワタシ的にはシンプルな造形の方が魅力的でした。下の東大寺の阿弥陀さまに一番惹かれました。


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今回は展示がありませんでしたが、下は安倍文殊院の文殊菩薩騎獅像です。連れ合いはこれが一番好きだと言ってました。装飾性と気品との合体という点でこれ以上の作品はない。傑作中の傑作です。


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こちらは東大寺の”僧形八幡像”。彩色も良く残っておりまるで生き神さまのような気高さです。(イケメン[exclamation]


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次は京都国立博物館。


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”海北友松展”です。


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羽田から飛んできてその日のうちに奈良と京都の国立博物館をハシゴするなんて「古希の夫婦のすることではないわ、けっこうタフやなあ。」と自分でもオドロキ。まあこの日は金曜日だったので遅くまで開館してたのが助かりましたけど。


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快慶同様、”海北友松”も地味目な絵師なのでこうした特別展は初めてじゃないかしらネ。戦国の世に生まれた桃山時代の絵師です。狩野派の永徳の門下だったと言われてます。この人は近江の浅井家の家臣に連なる人なので以前からなんとなく親しみがありました。

時々作品に触れる機会があったので、筆力は師の永徳にも劣らないと思ってましたが、やはりそうだった! 
今回、京博が作品をずいぶん集めてくれたので狩野派のくくりだけでは収まらない友松独自の画風を堪能できました。運慶と快慶の関係にも似た、永徳と友松の関係。


山水図屏風など友松の大作は余白を大胆にとっています。通説では探幽から始まったといわれる江戸期の狩野派の画風をしっかり先どりしてます。(じゃあ、探幽はなんだったん?という話ですけど)


特に”雲竜図”の迫力に圧倒された。雲竜図でも見事な余白で渦をまいた雲と龍との対比を描いています。


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様々な絵師の雲竜を見てるし、正直いってワタシはあんまり(雲竜図では)感激しないほうなんだけど、今回の雲竜(建仁寺)だけは別物という気がした! 


そうそう、今回の目玉はアメリカのネルソン・アトキンズ美術館から里帰りした”月下渓流図屏風”。まるで等伯の”松林図屏風”を彷彿させるような水墨画です。


images (2).jpg(お借りした画像)


最近よく形容される”空気感”というシロモノです。空気だけでなく湿度も伝わってきます。もちろん等伯とは同時代人、もはや狩野派にはあらず、友松はすでにこんな境地を描いてたのかと心底驚かされました。「桃山の天才がここにもいたぞ!」って感じです。


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ハモが食べたいという連れ合いにつきあって(ワタシも食べたい!)、木屋町の奥にある”三栄”さんへハモ懐石を食べに行きました。


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ハモ煎餅とハモキュウから始まって・・・


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湯引き(客の顔を見てからさばいて骨切りしてくれます)。ワタシは酢味噌の方が好きなんだけどこの日は梅肉でした。


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京都の夏の風物詩のように思われているハモですが、実際はどの海にもいるそうで年中獲れるそうです。三栄さんは徳島から取り寄せてると言ってました。ハモ料理の発祥地は大分の”中津”だとも教えてもらった。ただ料理次第で美味しくもまずくもなる魚ですね。(他の京料理の例にもれず)洗練された調理の仕方で群を抜いてるのが京都のハモと言えるのでしょうか。


焼きハモと続きます。GW明けからハモ料理を始めたばかりとのこと。超ラッキー!気さくな大将は「まだ油は乗ってませんからあっさりめですけどね」と。なんのなんの、5月に来てハモをたべられるだけで幸せなワタシ達です。[わーい(嬉しい顔)]


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ハモだけじゃない。タケノコも食べられた!(長岡京産です)「4月は筍料理ばっかりでした。京都産の筍はもうこれでお終いです。ハモとタケノコを一緒に食べられる日は年に10日ほどしかないんですよ」と教えてもらった。[手(チョキ)] 京タケノコはめっちゃ柔らかいです。


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お酒も入れて2人で1万9千円足らず。食べきれないほどの量でした。カウンターで丁寧な仕事を見せてもらったし、ハモ懐石としてはコスパのいいお店で大満足。ゆったりまったりの木屋町でした。











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近所のドッグラン [日記 犬]

連休中は遠出をしないことにして連休明けてからの旅を計画中のミルママ。こういった休みは現役世代に思いっきり遊んでいただいて、邪魔しないことが”ヒマ持ち”のとるべき対応かしらんと思って。。


とはいえ五月晴れの日は家にくすぶっていてもつまらない・・・ので近くのドッグランへ。やはりお出かけの人が多いのかなあ。まだお散歩タイムには早いのかも。ワンちゃんの姿が少ない。特に大型犬コーナーは、ほぼ貸切状態のドッグラン。


ミルクは一人(一匹)だけでボール投げをして・・・


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一人だけで水をじゃぶじゃぶ飲んで・・・


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「あ~あ、だれか来ないかなあ」と・・・


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そのうち、ワイマナラーの兄弟が来てくれたのでなんとか遊べました。まあ、ミルク的には1時間以上走り回ったので満足したと思います。以前と比べるとスタミナも大分ついてきたみたい。(3才半だもんね[手(チョキ)]


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銀座能楽堂 [日記 犬]

”銀座シックス”です。メトロの銀座駅に降りたらスゴイ数の人。歩行者天国だったからだと思うけど、この銀座シックスに入る人波もスゴイ。オープンは4月20日だったかな。TVニュースで喧伝してたから新しいもの好きの江戸っ子がわんさか押しかけています。


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知人の素人会が銀座能楽堂で開催されてたので見に行きました。このビルの地下3階に新しい観世能楽堂がオープンしました。オープンの祝賀能に行かなかったので、本日が銀座能楽堂初体験です。


能楽堂は銀座通りではなく裏側の入り口から入ります。


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ロビーにはお祝いの蘭が目白押し。


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会場は撮影禁止ですから写せませんが松濤で使ってた舞台をそのまま移築しています。ただし見所は今までとまるっきり異なって縦長で、脇正面の席数がとっても少ない。総客席数がぐ~んと減りました。正面席は縦長で傾斜も少ないので後ろの方からは演者の顔もよく見えない。ひとつひとつの座席はゆったりしましたけど。


スヌーピーと能楽堂とのコラボでグッズが売ってます。これは当たり!かも。スヌーピーが能役者に変身([ひらめき])。早速フアイルと一筆箋を買いました。([わーい(嬉しい顔)]


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帰りがけに見た、夜の銀座シックスです。


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4月に読んだ本 [読んだ本]

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* 本当は恐ろしい韓国の歴史  豊田隆雄


* 最後の資本主義  ロバート・B・ライシュ


* 壁の男  貫井徳郎


* ハウスオブヤマナカ  朽木ゆり子


* I Love Letter  あさのあつこ


* 幸せのかたち   今井絵美子


* 記憶の渚にて  白石一文


* 100歳になっても・・・これからもっと幸せなくらし  吉沢久子


* 老いのシンプル一人暮らし  阿部絢子


* 剣と紅  高殿 円


* 天皇の美術史 五(江戸時代後期)朝廷権威復興と京都画壇 五十嵐公一ほか


* 始皇帝暗殺 荒俣宏


* 当確師 真山仁


* 任侠病院 今野敏


* サピエンス全史(上)(下) ユヴァル・ノア・ハラリ


* 時のみぞ知るークリフトン年代記1-(上)(下) ジェフリー・アーチャー


* 隠蔽捜査5 宰領 今野敏


* カズサビーチ  山本一力


* 死もまた我等なりークリフトン年代記2-(上) ジェフリー・アーチャー


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上野へ(2)「雪村展」東京芸大美術館 [美術館 観劇]

都美のちょうど裏手が芸大です。「雪村展」は芸大美術館なので上野公園の裏手門から周りますが、この辺りは「いったいここはどこ?」っていうくらい人が通らない。


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「ブリューゲル展」で時間を食ってしまいましたが、本日のワタシの目的は「雪村展」かつ<前期>。見たい絵は前期(23日まで)に集中してる。


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まず”雪村(せっそん)”は”雪舟(せっしゅう)”ではありません、とお伝えしなきゃね。


両人とも禅僧で水墨画家ですが、雪舟は室町後期、雪村は少し下って戦国期の画僧です。雪舟は山口大内氏の庇護を受け明にも留学、すでに高名をはせていたと思われます。雪村は常陸や福島・三春の戦国大名のもとで(京の文化とは離れた地方で)独学で水墨を学び独自の画風を確立していきます。絵画史的に、京では安土桃山に入っていますが、地方ではまだ室町と考えていいみたい。


二人の直接の接点はないし師弟でもありませんが、(推察ですが)先達の雪舟の画に触れていた雪村が雪舟を敬愛し”雪”という名を冠したのだと思います。正式名は雪村周継(せっそんしゅうけい)です。


ワタシが雪村に出会ったのは9年前、東博で<対決 巨匠たちの日本美術>という展覧会で、”雪舟”と”雪村”の作品が対峙してあった会場です。水墨とか禅僧とか肩肘はったイメージとずいぶんかけ離れた奔放な絵にぞっこん、とにかく理屈ぬきで面白かった! その時に見た絵に再会できるのを知ってやってきたというわけです。


それがこちら”蝦蟇鉄拐図(がまてっかいず)”。実物は上下じゃなくて左右2幅(屏風か?)で右幅(上)の鉄拐仙人が自分の分身をフッと飛ばすと、左幅(下)の蝦蟇仙人も蝦蟇で対抗するというマンガのような絵です。この蝦蟇仙人の表情や仕草がめっちゃ楽しい。子供みたい。これが仙人?こんな水墨画ってアリなんやと・・。


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他にもあります、あります。雪村のマンガ。チラシに描かれてる”呂洞賓図(龍の頭に乗って雲の上の龍を退治しようとしてるオジサン)”もそうだし、この下の絵”列士御風図”もそう。(飛んでるよね。[わーい(嬉しい顔)]


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”雪村”の作品をまとめて観られる機会ってそうはない。他にも山水画や花鳥画を並べてくれていたので、この人の絵がいっそう身近になりました。

水墨を独学で会得ってどうやってかしらんと思ってたら、寺社や大名家が持ってる室町期の中国絵画をせっせと模写してるんですね。当然ながら仏画から入ってます。最初に展示していたのは”滝見観音図”で、茨城のお寺(雪村が居た場所)の観音図と雪村の模写を並べて見せてくれるんですが忠実になぞっています。こうして腕を磨いていたのだとわかります。


”模写”ということから、この日改めて感じたのですが(例えば雪舟が明に留学して宋時代の絵を学んだように)、先行する中国の水墨画ってやっぱりすごいなあと。以前、台北の故宮博物館でも圧倒されたけど、特に北宋時代の水墨画って思いつくかぎりの表現や技法はすべて実現してましたもん。後世の(日本の)画家たちが受けた影響は計りしれない。

余談ながら、美術史家の辻惟雄先生が”奇想”というコトバを発して若冲や蕭白を紹介してから、昨今はなんでも”奇想”というキャッチフレーズで美術展が開催されますが(ブリューゲルも雪村も奇想の画家と喧伝されていました。たまたまだけど2人は同時代人だと気がついた)、ワタシは違うと思う。現代人が”奇想”が好きなのはともかく(ワタシも好きだけど)、画家たちの個性として”奇想”ととらえるのには反対! 長い歴史には必ず先行する表現があると思うし時代やパトロンが求めるものもある。


今回は雪村の絵をつくづく見たけど、山水図が見事でしたねえ。”夏冬山水図”だったかな。画がないので紹介できませんが金地の屏風。金と墨とがおぼろげに溶け合うフワッとした空気感がたまらない。”巧まずして”という印象。この空気感は同時代の長谷川等伯の”松林図”とよく似てると感じました(等伯は巧んでるのかも)。時代はずっと下りますが、蕪村の山水図の表現にもよく似てる気がした。


下は参考までに。”風濤図”。後期の出展ですからこの日は見ていません。


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初めて知ったけど、尾形光琳が雪村に私淑していたそうです。特に水墨画は雪村の影響が強くて、実際に山水画を模写したりしています。そういえば光琳の水墨画、とくに人物画は洒脱ですよね。それだけじゃなくて、光琳の代表作”紅白梅図”の構図も、雪村の”欠伸布袋・紅白梅図”と同じではないかという話。ワタシは波濤の描き方や小舟への目線が良く似てるなあと思いましたけど。舟の大仰な傾きといえば北斎にも通じますねぇ。


後継者の絵師たちという点では、何度も模写された”呂洞賓図”など江戸期の狩野派や住吉派に、明治期の狩野芳崖や橋本雅邦にも大きな影響を与えているとか。(だから芸大で展覧会だったのか)


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芸大の天心先生にもご挨拶。(いつ行っても誰もいないけど[ふらふら]


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構内で開催中の「研究報告発表展」も覗いてみました。天心先生が力を注いだ文化財保存学専攻の学生さんたちの成果発表です。先生、安心して!先生の御意志はしっかり受け継がれていますよ。[わーい(嬉しい顔)]


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お腹が空いたので公園内のカフエでひとりランチ。上野はランチをする場所が少なくて困ってたんだけど、噴水を挟んで新しくスタバとこのパークサイドカフェがオープン。いつも結構賑わっています。


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春の何とかサンドを注文。1580円だったか。なかなかグッドでした。


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上野へ(1)東京都美術館「ブリューゲル展」 [美術館 観劇]

JRに乗って上野へ行き久々に美術館のハシゴ。「車の修理が終わったら乗せてってやるよ」と連れ合いに言われたけど、それでは「雪村展」の前期(23日まで)に間に合わない。「いや、自分で行くから」と出かけて来た。ワタシなりに前向きになれたのも持病の”腰痛”がおさまったおかげ。身体と心は連動してるって実感する。痛みを気にせず自分の足で歩けてどこにでも行けるのはほんとうにありがたい![手(チョキ)][るんるん]


上野公園の桜はもう終わってました。が、一本だけ珍しい八重の種(園里黄桜)が満開。ウコンの類いかしら。黄色の桜です。この色の桜が好きって人も多いよね。(カメラを持って行かなかったのでスマホで撮影)


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都美(東京都美術館)で18日から「ブリューゲル展」が始まってるのに気がついて、どうせ芸大への道すがらだから行ってみるべえと立ち寄り。


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「大当たり[ひらめき]!」ブリューゲルは大抵見てるからなんて知ったかぶりしてたのが我ながら恥ずかしい。


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もちろん、”バベルの塔”は素晴らしかったけど、ワタシ的には、ヒエロニムス・ボスとブリューゲルとの関連を教えてもらったのがなによりの収穫。いままでボスとブリューゲルとの絵を別々にインプットしてたのが、ブリューゲルはボスの後継者として(人為的に!)もくされていたのだと知ってオドロキました。ご存じの方は今さらと思われるかもしれないけど、農民画家というイメージがついて回るブリューゲルに、なんでボスのようなシュールな絵があるんだろうと不思議でしたもん。


16世紀ネーデルランドの画家としても有名なボスとブリューゲルの展示作品は、オランダのボイマンス・フアン・ベーニンゲン美術館から借りだされたもの。特に今回目玉の”バベルの塔”は500年前に板に描かれた油彩画作品でなかなか目にする機会がない。よくぞ東京まで来てくれたと感謝です。


さて、ボスに関わる作品は小品のエッチングが多かったですが、有名な油彩画も2点(聖クリストフオロス&放浪者)展示。


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写実画のようですが寓意を込めた宗教画です。クリスチャンじゃないワタシには寓意がさっぱり読み取れませんが当時の風習も含めて丁寧な解説があるので助かります。(放浪者の背景のボロ屋は娼婦館)

ボスっていう画家は、もし現代作家の作品だよって言われたらナットクしてしまうような、500年前の人とは思えないような、時代を飛び越えたシュールな世界を描く人だと思ってましたが、自分勝手にそういう世界を描いていたわけじゃないのね。彼らが描いたのはすべて宗教画でした!16世紀の共同体の息苦しく厳しい縛りの中で描かれた絵だったんです。


ボスの祭壇画”快楽の園”の部分。プラド美術館蔵なので今回の展示ではありません。(参考に)


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この時代は世紀末思想が蔓延していて絵画に限らず日常的に人間の業や退廃が声高に叫ばれていた時代だそうです。ネーデルランドはプロテスタントが多かったそうですが、カトリックのスペイン王が支配、宗教弾圧がすさまじかったとか。
それでも大方のネーデルランドの画家たちはイタリアに修行に出かけ、イタリアルネッサンスの絵画様式を
学んで来たらしい(油彩の画法も変化してる)けれど、ボスやブリューゲルはイタリア絵画の影響を受けることが少なかったそうです。


もちろんボスの卓越した想像力は(彼の絵・異形の者たちを一度でも見たら誰もが強烈な印象を受けると思う。ワタシはゾッとする。ものすごくコワイ!)当時から大変な人気を博し、時代を経ても”ボスへの回帰”が何度も起こったそうです。そうしたボスの後釜に指名されたのがブリューゲルというわけで、今回展示しているブリューゲルのエッチングは「ボスのように描く」ことを版元から期待されていたのがありありとわかります。ボスの風景画をみて「アッ、ブリューゲルの山だ!」とも感じました。


しかしやはりボスの模倣に終わらなかったのが大天才たるところ。ブリューゲルはその後、宗教画とともに風俗画や風景画に独自の展開を重ねていきます。飾らない農民の生活を「あなたも、わたしも、ここに居る」と思わせる絵を描いていきます。


下は参考までに(今回の展示作品ではありません)。”農民の婚礼の踊り(デトロイト美術館蔵)部分”


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付け加えると、彼の生涯は40年ほど、アントウェルペンとブリュッセルに暮らしました。農民ではなく知識階級だったそうです。バベルの塔はイタリア旅行で見たローマのコロッセウムの記憶を基にしているらしいですが、ブリューゲルの画業を見ると、人間の想像力が無限大であることを感じますね。

そもそも
ワタシがピーター・ブリューゲル(父ブリューゲル)に出会ったのは数年前かなあ、息子一家を訪ねてベルギーに行った時。ブリュッセルの王立美術館でブリューゲルの部屋に入ってみたら、それまで”農民画家”と思い込んでいた画家の全く違う側面を知って驚愕しました。ヤンとピーテルの2人の息子たちもそれぞれ画家として父のコピーを描いていることも知りました。その時、王立美術館で観た”反逆天使の転落(下の写真)”は今でも忘れられません。


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その後ウイーンの”美術史美術館”に追っかけ。ブリューゲルの部屋に入った感動も忘れられない。ガランとした部屋には”雪中の狩人”や”子供の遊戯”などの大作が手の届く壁に(おしげもなく)ところ狭しと並んでいて、ワタシは”バベルの塔(下の画像)”の前からなかなか離れられませんでした。


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この”バベルの塔”の他にも塔があるとは聞いてたけど、これ以上のものはないと思い込んでました。ところが、都美で目にした”バベルの塔(下の画像)”はやはり違いました。まず塔の大きさがかなり違う。画家の視点がぐっと前に移動しています。雲の質感も尋常ではない!「実際に見られて良かったなあ!」としみじみ思いました。いくたび補修されたのか知らないけれど色の鮮やかさにまず驚かされます。特に赤いレンガの色がかなり強烈です。


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美術史美術館の作品の方が先行して描かれたものらしいですが、塔はまだ建設途中で画面の左下にパトロンの姿も描かれています。今回展示のベーニンゲン美術館蔵の塔はかなり上まで出来上がっています。周囲の風景や人物はよほど目をこらさないと見ることができません。さほど大きいキャンバスではないので前に立たないと細部は見分けられないのです。別室の3Dスクリーンで細部の紹介をみてようやく気がつくというありさま。とにかくどんな細部もおろそかにしてません。いったいここまで描く画家のエネルギーはなんやねん?と言いたくなる。


(参考までに)バベルの塔の拡大図です。こんな具合に建設の人夫や機材まで忠実に描き込んでいます。

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これ以上考えられないほどの実写なのに、描かれている風景はすべて空想の産物なんですね。これほど不思議な絵もありません。もちろん旧約聖書の寓話です。人間が愚かしいのか神が非情なのか・・・・と考え込んでしまいました。


まだ美術展が始まったばかりで人が少なかったのが幸いだった。展示品を間近くで見ることができましたからね。「そうだ、今日は”雪村展”に行くんだったワ」と思い出して後ろ髪をひかれる想いで「ブリューゲル展」をあとにしました。




 





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「絵巻マニア列伝」サントリー美術館 [美術館 観劇]

思いがけなく六本木でお花見を、という話をしましたが、それはミッドタウン内のサントリー美術館に行った時のこと。(縦シマ模様がサントリー美術館)

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” うい らぶ えまき” です。

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美術館入り口。 

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堪能しました!(ワタシ的には)久々の大ヒット!美術展らしい美術展を見せてもらった。キュレーターさんに感謝! 

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人混みの中で絵巻を見るのは至難の業だから会期の早めにとやってきた。(大正解[手(チョキ)])入場者が少ない中でゆっくり鑑賞できました。絵巻のみならず関連の貴重な日記なども同時に展示。絵巻の作成や貸し借りの記録、天皇と将軍家のやり取りや、力関係、人間関係も含めて実証的かつ立体的に理解できるように、親切な解説(訳文や図なども添付)が付けられて素人にもわかりやすい。学芸員さんの(涙ぐましい)努力が伝わってきます。

さて”マニア”という名のとおり、列伝には絵巻が大好きという人たちがぞくぞく登場します。同好の士と貸し借りしたり、プロデュースしたり、絵師に描かせたり、詞書は天皇から賜れと命じたり、はたまた自ら筆をとって書いたりと、絵巻を愛して(のめりこんで) やまなかった方々(各時代を代表する第一級の文化人)の紡ぐ物語。

マニアを時代別に拾っていくと、まず11世紀後半・平安時代の「後白河法皇」に始まり、鎌倉時代の将軍「源実朝」、後白河から100年後の「伏見院と花園院親子」、室町(南北朝)時代の「後崇光院・後花園院親子」、室町後期の「三条西実隆」、同時代の足利将軍家(義教、義尚、義晴)、そして江戸時代の「松平定信」に至るまで。
文化の担い手が天皇や貴族・将軍といった最上層階級になるのは当然でしょうが、マニアたちは政治の権力者としても天下に君臨し時代を動かした顔ぶれですネ。

しかしまあ、後白河院という方は本当によく歴史に登場しますねぇ。いったいどんな人だったのかと興味深い。([わーい(嬉しい顔)])。源平を天秤にかけて<日本一の大天狗>と言われただけでなく、若いころから今様に熱中し”梁塵秘抄”を編纂させたり、和漢の典籍をはじめ宗教的な霊宝などを数多く収集、むろん絵巻も制作させたりして、お宝を蓮華王院(三十三間堂)宝蔵庫に収めさせました。(北宋の徽宗に倣ったのかしら)。この”蓮華王院宝蔵庫”に収められた絵巻(&お宝)が後の世のマニアたちの垂涎の的となっていきます。

有名な伴大納言絵巻(模本展示)や白描の年中行事絵巻(模本)なども後白河院の時代に宮廷絵師の常盤光長周辺で描かれたものではないかと言われています。両巻は群衆の描き方がよく似ています。

*年中行事絵巻(模本)

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ところで、平家の滅亡の後、したたかに生き延びた後白河院は、源頼朝が上洛した際に、絵巻を届けさせ得意げに「関東にはありがたくこそ侍らめ(関東にはないだろう?)」と言って披見を勧めたそうですが、頼朝は丁重に「お断りした」という面白いエピソードが紹介されていました。
しかしその20年後、三代将軍の実朝は絵巻を京から取り寄せ、新しく作成させてもいるそうで、以降、宗教絵巻を中心として関東での制作が盛んになってきます。京文化を取り入れようとした東国政権の新たな構想の一端を垣間見ることができますネ。(実朝は暗殺されてしまい構想は実現しませんでしたが)

余談ですが、何年か前の大河ドラマの「平清盛」で清盛に扮した松山ケンイチさんといつも双六の勝負をしていた”後白河院”役は松田翔太さんでしたね。たしか”白河院”には伊藤四朗さん、”鳥羽院”には三上博史さん、”崇徳院”にはアラタさん、といった配役でした。近親憎悪に絡めとられ醜い争いを続ける、まさに狂気の世界を生きる天皇たちは、いやらしくて面白くて、キャステイングの妙というか見応えのあるドラマになってました。(この時代のことを見聞きするといつもあの上皇たちの面差しが浮かんでくるワタシ)。

後白河さんからみると(歴史上では)地味な天皇たちが、100年後の絵巻マニア”花園院”や(その父の)”伏見院”なんですが、なんたってスゴイのが”花園院宸記”として残っている花園さんの膨大な自筆の日記です。
第一級の歴史資料としてすこぶる貴重なものですが、実際に目にすると資料としてだけでなく、同じ人間としての共感を覚えます。下の写真の部分は、父より送られた絵巻を「自分は幼年より絵を好むので万事をなげうって見た」と書かれている箇所だそうです。芸術家肌の人で書画の才も一流だったそうです。下の日記は17歳の時だそうですが、青年天皇の興奮がほとばしっているようです。

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”震記”の近くに展示してあった”彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)絵巻”では(海幸山幸伝説ですが)、見失った釣り針を竜宮に取りに向かった尊(みこと)が、竜王の娘(豊玉媛)と結婚することになり、夜這いに行く場面が出ていました。尊を迎える姫が肌もあらわに身支度を整えている場面があってけっこうリアル。ナルホドね。若い天皇や貴族たちが胸躍らせて魅了されたであろうことが推察できます。まあ、現代でいえば青春小説、アニメの類でしょうか。ワクワクしながら早く先を見たいと巻を広げるのももどかしく・・・といったところでしょうかね。

*彦火々出見尊絵巻(部分) 

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それにしても宮内庁は(さすが!)お宝をいっぱい持ってますね。よく公開に協力したなあと感心します。この絵巻もそうですし、天皇の震記や古文書のほとんどは宮内庁蔵でした。保存状態がすこぶるいい。 

花園院ほどじゃないけれど、ワタシも確かにどの絵巻を見ても(部分しか開いてないから)この先どうなっていくのかしらん、見たいと強く思いましたもん。絵巻にはそんな魅力があります。絵本を読んでもらってる子供のような気分かしら。

これまでも散発的に(伴大納言や鳥獣戯画、平治物語、吉備大臣入唐絵巻など)見るべき絵巻は見てきたつもりですが、今回改めてずらりと並んだマニアたちの絵巻を眺めていて、大きな発見がありました。それは”春日権現絵巻”と”玄奘三蔵絵巻”の2巻が他と比べて圧倒的に印象が強いこと、優れているなあと素人目にも感じられることです。

*春日権現絵巻(宮内庁三の丸蔵)

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*玄奘三蔵絵巻(藤田美術館蔵)

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この2巻は”三条西実隆(室町後期)”も、最も感激して目にしたと「実隆公記」(これもチョー有名な第一級資料、展示してます!)に記されているそうですが、2巻とも鎌倉時代の宮廷絵師”高階隆兼”周辺の筆ではないかと解説に書かれていました。

”高階隆兼”という名は知っていたものの、その筆力がこれほどすぐれていたとは!本当に驚きました。「”永徳”や”又兵衛”の先人が確かにここにいるやん!」と気がつきました。建物や山河の画法、色付けも、すでにここで先行、確立されています。

上の写真だけではなかなかわかっていただけないと思いますが、実物を目にすると、俯瞰した情景描写の見事さに圧倒されます。パッと見ても物語の主人公は誰だかわからない、いわばヒーローにスポットライトが当たってないのが特徴的だなあと感じましたが、背景や群像、脇役まで細かく描き込んでいながら、省略箇所もきちんと心得ている、そうして物語の世界へいざなっていきます。この描き方が後世の狩野派や洛中洛外図、風俗図に大きな影響を与えたのではないかと思いました。解説には、これ以降(絵巻の手法は)高階流が流行ったとありましたね。

付け加えると、展覧会の目玉になっている”玄奘三蔵絵巻”は藤田美術館所蔵のお宝です。藤田美は先般オークションで稼いだお金で美術館を建て替えることにしたらしいから、休館中はOKだと貸出したのでしょうね。わかりやすい話ですけどおかげでじっくり見せてもらえた。

そうそう、それからこの下の写真が「看聞日記(貞成親王。謚号は後崇光院)」これまた言わずと知れた室町期の第一級資料です。呉座勇一さんのベストセラー”応仁の乱”など中世関連の著書に何度も登場します。「これが看聞日記かあ!」とちょっと感動(複製ですが)。呉座さんの本を読み終えたばかりで、ややこしい中世の世界が少しだけ身近になってたところへこの展覧会でしたからタイミングも良かった[手(チョキ)]

「看聞日記」は政治状況、天皇や公家の動向、世間の噂話など多岐にわたり、貞成親王の関心の広さがうかがえる日記だそうですが、絵巻の記事は特に頻出が多いそうです。息子の”後花園院”に対して教育の一環として貸し与えたり、寺社の秘蔵絵巻を親子2人で拝見、転写することもあったそうです。絵巻を通じて親子は固く結ばれていたというわけか。

後花園院という方は先の花園院同様<天性の御器用>と言われた天皇で、和歌・漢詩に通じ、書画もよくした才人だったそうです。南北朝の不安定な時代、足利将軍家の時代ですから、その才を政治に使うことは危険視されたでしょうが、文化的には優位に立ったはずですね。ちなみに、貞成親王はこの看聞日記に、当時の将軍(義教)の恐怖政治を「薄氷を踏むの時節」と記したそうです。

いつも思うのですが、こうした克明な記録が、当時の人々の思いや姿をしのぶ手がかりになるわけですから、”文字”の力はスゴイですねえ。

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江戸時代の”松平定信”については、マニアというより行政官の仕事といったほうがいいかな。江戸時代にはすでに散逸していた貴重なお宝(京都奈良の古寺社の宝物など)を集め調査し復元させる作業に励みます。
殊に老中を退いてからは文化事業に情熱を傾けるようになったそうで、谷文晁に”石山寺縁起絵巻”を模写させたり、春日権現絵巻の複製を試みたりと精力的に取り組んでいます。(名君とは知っていましたが)相当な文化人でもあったのね。

まだまだ取り上げたい絵巻や古文書がどっさりありますが紹介し始めたらキリがない。いろんな切り口で深読みもできるし、単に絵を楽しむだけでもいいと思う。興味がおありだったらぜひ足を運んでいただきたい美術展です。 

最後に有名な「蒙古襲来絵詞」を紹介。竹崎季長という鎌倉武士が戦功の証拠に描かせたと日本史の時間に教わったと思います。呉座さんの著”戦争の日本中世史”では、季長はたった五騎(身内の武士しかいなかった)で蒙古軍に向かっていった(ゆえに、戦功をあげるのは不可)と書かれていました。で、絵詞をみたらその通り、たった五騎で大軍の菊池軍の前を通って行く場面。(結局季長は後から来た援軍に助けられるのですが)
思わず「見て見て!やっぱり五騎や
[わーい(嬉しい顔)]ウソは描いてないね。」と連れ合いに叫んでしまったワタシです。

*蒙古襲来絵詞 

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今年の桜 [日記 犬]

お江戸の今年のさくらはずいぶん思わせぶり・・・開花宣言が早かったので、まだかいな、まだかいな、と待ってるとまた寒くなっての繰り返し。天気予報ではお花見はいつ?の話ばっかり[ふらふら]

それでも春はやってきました!今週半ばごろから近隣のさくらもやっと満開。下の写真は6日(木)神田川沿いのさくらです。

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お花見その2)

我らが「橋を渡る会」では以前から3日に予定していた花見を決行!(個人的な満開予想で)3日に決めてくれた幹事さんはガッカリしてましたが、いえいえ、ほんとにご苦労さまでした。

まさに穴場だと思うんですが、立川駅からモノレールに乗って”柴崎”という駅で降りました。(立川も久しぶりだしモノレールにも初めて乗った、おのぼりさん状態)

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”根川”(多摩川の支流だと思う)という小川に沿うようにソメイヨシノが植えられています。3分~5分咲きといったところか。

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ひこばえが可愛い!

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この野鳥はなんだっけ?けたたましいほどの囀り。ツグミ?にしては小さいような。

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”かわせみ”も翡翠色の姿を見せてくれました。(川沿いの小さな池にはかわせみ目当に素人カメラマンが大勢待機してる。)「今日は来てないよ」と聞いた直後に飛んできた。

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いつか見たなあ・・・こんなのどかな春の小川。

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根川の途切れる寸前にかかっていた橋。”根川貝殻板橋”。幹事さんは我々にこの橋を見せるために計画してくれたんだと判明。「エッ!こんな所にこんな立派な橋があるの?」と誰でもビックリします。人がすれ違うのがやっと、というくらいの小さな板橋です。見事な細工(貝殻の形をした釘隠し)もほどこされている。

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「橋を渡る会」メンバーとしては申し分ありません。これで引上げでも良かったんですけど、せっかくだからと立川駅に戻って”国営昭和記念公園”にお花見に。 昭和記念公園の桜が咲いてないって昨日の朝刊にも載ってたくらいだからこの日は当然まだつぼみ。初めて行ったけどめちゃめちゃ広い公園です。歩いてまわろうと思ったら何時間かかることか!で、もちろん歩きません。パークトレインというバスにのって一巡り。50分ほどで園内を一周します。(ラクチンラクチン、大正解[わーい(嬉しい顔)]

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ところどころ早咲きの櫻(ようこう?とか言ってたか)が。ワタシ的にはソメイヨシノの薄色よりもこうした濃い目の紅色のほうが好きです。春休みにもかかわらず人の姿もちらほら。週末の今頃は(満開で)スゴイ人でしょう。(パークトレインにも乗れないかも)

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枝垂れが1本だけ満開でした。いい公園です。子供連れで1日中遊べる。

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お花見その3)

は”六本木”なんですヨ。 5日(水)のことです。サントリー美術館(ミッドタウン)に行ったら桜吹雪が舞ってます!咲いてるやん!

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美術館で絵巻展を堪能してランチを終えてから外を見ると・・・。

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ちょっと外に出てみようと ・・・行ってみたらこんな景色!「エッ~ここお花見スポットやん。」道理でレストランは長蛇の列でした。みんなよう知ってはるなあ(知らんのはワタシだけ[もうやだ~(悲しい顔)]

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檜町公園まで歩いたら・・・どこもかしこも花見客だらけ。ミッドタウンの周囲にはそこここにベンチが出てます。

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やっぱ花見はお弁当でしょ。(知ってたら持ってきたのに[ふらふら]

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子供達も大はしゃぎ。「以前はこんなじゃなかったよ。港区が整備したのかなあ?」って連れ合い。「リッツ・カールトンの庭ではなさそうやな」とワタシ。

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「ここ六本木だよね?」って確かめてみたくなるような風景です。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

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3月に読んだ本 [読んだ本]

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* 日本の反知性主義  内田樹編

*   サイレンス  秋吉理香子

* バラ色の未来  真山仁

* カブールの園  宮内悠介

*  戦争の日本中世史 呉座勇一


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ニューヨーク(14)グラウンド・ゼロ (ワンワールドセンターの展望台) [旅行]

(2001年)9.11のテロで破壊されたワールドトレードセンタービル(2棟)の跡地は「グラウンド・ゼロ」と呼ばれていますが、行くたびに景色が変わっています。

20年ほど前、テロ攻撃の前に息子たちと4人で登ったのはかつてのワールドトレードセンターでした。
衝撃的なテロの後、10年前に足を運んだ際にはまだ瓦礫が残っていて生々しい跡地でした。NYの日本人社会ではテロの大惨事を直接経験した方もいらっしゃいました。

1年半前に旅行者として訪ねた時は、ビルのあった敷地跡2か所に水をたたえた静謐なメモリアルが完成していてご冥福を祈ることが出来ました。(写真は1年半前のメモリアル)

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ところが今回は、グラウンドゼロの周囲はすべて工事中のフエンスが張り巡らされていて足元も悪く亡くなられた方々を偲ぶという雰囲気ではありません。メモリアルの付近には新しい建物や工事中のビルが立ちはだかっていてゴチャゴチャした工事現場でしかない。いずれはメモリアルパークとしてきちんと整備されるのだろうな、と思いたい。

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息子から新しいタワーの展望台に登れるよと聞いてやってきたのですが、あまりの変わりように戸惑ってしまった。息子は破壊されたワールドトレードセンターに中学生の頃登ったのを覚えていて「感慨深いものがあった」と言っていました。

一段と目につく超高層のタワーが目当ての展望台です。 「同じ場所にまたこんな高いタワーを造るなんて・・・・アメリカだなあ!懲りないというか、したたかというか・・・」と連れ合い。隣にはさらにもう一棟の高層ビルが建設中です。

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左手の瀟洒な白い建築はワールドトレードセンター駅だと思う(前回はまだ完成してなかったので初めて見た)。展望台は奥に見えてるタワーのてっぺん。541mの超高層です。手前側の低層の建物がメモリアルミュージアム(だと思います)。

タワー館内に入ってみました。チケットはシニア料金でも$32ドル/人。(入場料も結構高い!) 

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なんと!104階あるそうですが超高速エレベーターであっという間に頂上へ。登るにつれてエレベーターの壁にはマンハッタンの開発の歴史がめまぐるしく写るという趣向。(最後は大爆発します)

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皆さん、海(南の方角)の方を見ていますネ。自由の女神を横手に見ながら湾内に船が入ってくる・・・という景色です。

眼下にはメモリアルの水面も見えている(はず)ですが・・・。

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アップすると女神がわかりますよね。

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展望台をぐるりと一周しました。こちらは西北側。(左手)対岸はニュージャージー州です。見えてる川はハドソンリバー。

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下の写真は北の方角マンハッタンの中心部を見ています。一望できるくらいに小さな島だということがわかりますね。

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アップするとエンパイアステートビルなどもよく見えます。奥の濃い青色の平地がセントラルパーク。グラウンドゼロは島の南端に近いので、目視できるのはミッドタウンあたりまでですね。

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下は東(北)側。イーストリバーには、手前からブルックリンブリッジ、マンハッタンブリッジ、ウイリアムズバークブリッジの(BMWと呼ばれる)3本の橋が架かっています。ブルックリンブリッジは歩いて渡っても大丈夫。対岸(右側)の手前がブルックリン地区。奥に広がるのがクイーンズ地区。すべてニューヨーク州ニューヨーク市です。

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素晴らしい眺めを堪能しましたが、同時に「やっぱりアメリカ人は高いタワーが好きやねんなあ!」と思いました。(いや、どこの国の人でも高いモンは好きなのかもしれないけれど)。まださほど入場者はいなかったけど、新しい観光名所としてこれからますます人気が出そうです。

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最後の日にコリアンタウンへ。5Av~PARK AVの32Stあたり一帯に韓国料理のお店が並んでいます。ホテルKITANOから少し下るだけ。

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ワタシは”ハンガウイ”という宮廷料理の店が好きで何度か利用したんですが、なぜかすぐに見当たらなかった。で、よくパンを買ってたカフェに行ってみると、”デリ”に衣替えしていました。

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パン屋さんの時には韓国人か日本人くらいしかお客さんがいなかったのに、この日は地元のデリ同様いろんな人が入っていてずいぶん繁盛してました。

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お惣菜の種類が多くてどれを選ぼうかと迷うくらい。でも味付けは韓国料理でワタシの口にぴったり合う。焼肉が美味しかったのが嬉しい!飲み物をいれて2人の合計で$13ドルくらいだった!マンハッタン最後のランチに大満足[手(チョキ)]デス。

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ニューヨーク(13)ミュージカル「オペラ座の怪人」 [旅行]

20年前と10年前に(ブロードウエイで)見てるから今回で3度目になります。「オペラ座の怪人(通称フアントム)」

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リピーターの多い演目ですが、そろそろ賞味切れかしらね(?)。タイムズスクウエアの真ん中にある”TKTS(当日チケット売り場)”ではシカゴなどと共に50%割引のチケットも売られていましたけど、大好きな演目です。劇中のメロデイもほとんど覚えてる。

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上の写真は”TKTS”の売り場ですが裏が階段状になっていて上段からタイムズスクウェアを見下ろせるので、若者たち(老人も?)がたむろしています。

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”フアントム”はぜひもう一度見ておきたかったので日本で(ネットで)取ってもらった。F列のど真ん中(F列からは一段高くなってとても見やすい)最高の席でした。(手数料込みで$198ドル/人)

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タイムズスクウェアは相変わらず人の波。ごった返していて歩きにくい。早く抜け出したい。

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そうそう、ユニクロがタイムズスクウエアに出店してました。

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こんな人たちも歩いてる。

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ユニクロは5番街(以前はブルックスブラザーズのあった後)にも旗艦店を出してるので、ひとり気をはいてるって印象。一昔前まではこの辺りは日本企業の広告ばかり目についたんですけど、日本のプレゼンスが年々低下してきているのを感じます。「アッ”TOSIBA"だ!」と東芝のロゴを見つけて嬉しかったんですが・・・

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帰国したら「東芝が大赤字!子会社破産か!」のニュースが飛び交ってた。(ガッカリ[もうやだ~(悲しい顔)])

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夜8時から開演だったのでその前にブロードウエイ界隈の店を探してプリシアターのデイナー。フェァジャーダとか好きだし、ブラジル料理が食べたかったのでこちらのお店に入りました。”エンポリウムブラジル”(46St. 8Av~ブロードウエイの間だったかナ) 

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飛び込みだったけど店内の雰囲気も悪くなかったし。

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サラダ(orスープ)とメインとデザートというコースで、

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「Beef or Fish?」と聞かれてfishって注文したら・・・・まぎれもなく”魚”が出てきた。「そのままやん!」と思わずツッコミ。

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”肉”の連れ合いにはわらじのようなステーキと山盛りのマッシュポテトが運ばれてきた。ライスもサイドデッシュもお好きなだけどうぞどうぞって、そういわれてもなあ・・・という気分。でも味は悪くなかった。ただしデザートはノーサンキューで出てきた。「(デザートを食べないなんて)信じられない!」とウエイターに言われてしまったけど、しめて$102ドルくらいだったしコスパもまずまず。 

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さて、フアントムです。

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劇場の前にはなぜか(?)騎馬警官が集合してた。

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劇場ロビーは(やはり)狭い。(老婆心ながら)ミュージカルの場合休憩が短いし通路も狭い、トイレも混むので先に済ませておいたほうがベターです。

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ステージはめちゃ暗い。不気味な雰囲気。こんなだったったけ?廃墟と化したオペラハウスのオークションのシーンから始まるので、すべてに黒い布が被せてあるという演出です。(中央のデッカイのはシャンデリア)

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フアントムもヒロインのクリスティーヌもいったい何代目になるのかしら?20年以上もつづくロングランの舞台だから俳優さんによって印象もずいぶん変わるでしょうね。
下の写真は休憩時。黒い布が落とされて華やかなオペラ座の舞台に変わっています。

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こちらが天井から落ちてくるというシーンの(かの有名な)シャンデリア。つくづく眺めるとホントによくできてる。(壊れないように折り畳み式です)

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細部の演出は少し変わっているようでしたが、記憶している有名な場面は同じでした。フアントムは幻想的な舞台装置も魅力ですけど、それ以上にアンドリュー・ロイド・ウエバーの音楽が圧倒的な迫力!(オペラ歌手のごとくに)役者の歌唱力が要求されます。歌の出来が舞台の出来を左右するといってもいいと思うんですが、この日のクリスティーヌ役の女優さんはイマイチ声量に欠けていた。特に高音が響かない。地味目なヒロインで”華”というか”オーラ”が感じられない。「3度目でフアントムは卒業しよう」と思ってたワタシにはちょっと心残り。フアントム役の男優さんは力演でしたが。

 

 

 

 

 

 

 


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ニューヨーク(12)グッケンハイム美術館 [旅行]

フランク・ロイド・ライトの晩年の傑作といわれるグッケンハイム美術館の建物です。奇をてらってるというか度肝を抜かれるというか・・・・5番街の88St.(メット美術館より少し北)一度見たらゼッタイ忘れない外観です。

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実はワタシは食わず嫌いというか、この美術館に最初に来た時、回廊が斜めになっているので歩きにくく、疲れたなあという記憶しかなくて、1~2度しか訪れていない。なんでライトがこんな建物を設計したんだろなんて思ってた。
この日もイサム・ノグチの庭園美術館を見にクイーンズまで出張ろうと思ってたんですけど休館だとわかって、「じゃあ久しぶりにグッケンハイムにでも行くか」と出かけて来たわけ。ですけれど、今までなんともったいないことをしてたんだろう!と反省しきり
[もうやだ~(悲しい顔)]

一歩足を踏み入れた途端「わあ!なんてステキ」と思わず声をあげた。ワンダーランド[るんるん][るんるん]です。カタツムリのようならせん階段が目の前に飛び込んできます。ロビー中央に立つと、頭上の天井ドームから明るい光が射しこんで渦の中にすっぽり包まれてしまう。こんな楽しい場所だったのか!

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ワークショップで輪になった子供たちが床に寝っころがって天井を見上げている。足をあげたり手をあげたりして思い思いに身体ごと建物を受け止めてる。小さな眼にはどんな景色が見えてるんだろう?

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渦巻きは5階まで続いていて途切れることがない。ここは人々の移動まで含めて芸術空間になってるんだと改めて分かった。(ライトさんごめんなさい)床は傾斜になってるので絵も斜めに見えますが[ふらふら]

見上げたり・・・

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見下ろしたりして、グルグル渦巻きのインスタレーションを充分楽しませてもらった。

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言うまでもなくここはグッケンハイム氏の近代美術のコレクションを集めた私設美術館。カンディンスキーを多く所蔵していることでも有名です。
この写真の方がグッケンハイムさん。「私の喜びをみなさんと分かち合いたい」と。

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カンディンスキーの絵の前でもワークショップが開かれています。

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とにかく子供たちの姿がやたら目につきます。未来のピカソやミロたちがいっぱい([わーい(嬉しい顔)]

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シャガールの絵の前ね。行ったり来たり、上ったり下りたり、誰もが好きな絵を、好きなように、見て歩いてるのがいい[わーい(嬉しい顔)]。 近くの小学校からスクールバスで来たんでしょうかしら。いいなあ!ゴン太達もこんな美術館に連れてきてやりたいなあと思いました。

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アンリ・ルソーの絵や

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モネのヴェネチア風景などなじみやすい絵も多いです。

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思いがけずブランクーシ―の彫刻の展示室があったのも嬉しかった。初期の作品でしょうかしら、作家の木彫を見たのは初めてかも。

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傍らにブランクーシ―の工房の写真もあってこの人がブランクーシ―だということを知りました。(モーゼみたいね[わーい(嬉しい顔)])制作は全て一人でやっていたらしい。職人かたぎの人だったんでしょうねェ。

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特筆(?)すべきは最近設置され、話題を呼んだ黄金のトイレ。5階だったかな。普通のトイレとして使用可能。

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純金で価値は$600万ドル(6億円あまり)だそうです。特に混んでもなかったので用を足してまいりました。流れる水までキラキラ光って不思議な気分。 誰かが入った度に係員がドアを開けてチェックします。成金のトランプ氏を皮肉ってるんじゃないかというウワサもありますが、グッケンハイム美がなぜ金のトイレを置いたのかは??? 作品?それとも実用品?

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ショップで(自分たちの)お土産にマグカップを購入(2客セット$40ドルほどだったか)コーヒにも紅茶にも緑茶にもあうので重宝しています[わーい(嬉しい顔)]。美術館の入場料は$36ドルでした。

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夕食は日本レストラン「対馬」で。 (3Av~2Av   44St.)

 

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オーナーが対馬出身かしらと思ったら、イヤイヤ、青森ですって。 

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店内はこんなあつらえ。コスパもいいしこあがりもあって使いやすいお店。味もOK(茶碗蒸しが美味しかったなあ。)私達以外は外国人のお客さんでした。器用にお箸を使って召し上がってらっしゃる。

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お鮨とか茶碗蒸し、サラダにアン肝などを注文。ビールを入れても合計$117ドル。お鮨は味噌汁付きなんですけど、汁物はスープ扱いなので先に持ってくる。以前からワタシはどうしてもこれがなじめなくて困った。一緒に持って来てと頼む。お皿がでっかくて派手(笑)。これがマンハッタン流です。

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ニューヨーク(11)国連ツアー [旅行]

「よく考えたら国連って観光名所なんだな」と連れ合い。(よく考えんでも、そうや[ふらふら]

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在住の時にはコンサートやイベントで招待されて会議場に入ってたからわざわざ行こうとは思わなかったんです。が、個人の観光客として国連に入ろうとするとけっこう大変なことがよくわかりました。

世界中からわんさか人が来てる。修学旅行生やらの団体客も多い。

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2重3重にセキュリテイチェックが厳しくて長蛇の列です。小一時間かかってやっとロビーまで入れました。 

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ロビーまでは無料の区域。

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ですが、会議場を見学するにはツアーに参加しなくてはなりません。($13ドル/人)
ツアーは15分おきに出発。チケットは予約できますが時間帯によってはすぐ売り切れるらしい。それも知らなかった。でも幸いなことにこの日は窓口でチケットが買えて、30分ほど待ったらツアーに参加できました。1グループ20名ほどでガイドさん(国連職員)について行きます。ガイドさんが訊いたら参加者の国籍はホントにてんでバラバラ、五大陸にまたがってました。日本人はワタシたち2人だけ。

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窓からクライスラービルの尖塔が見える。中庭には(ムーアかしら?)彫刻も置かれてる。

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見学者がガラス越しに覗ける会議場です。(NPOの会議だろうな) 

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下の写真が安保理(15か国)の会議場。学校で習ったと思うけど、安全保障理事会の常任理事国は、米、英、仏、ロシア、中国の五か国。拒否権も持ってる”戦勝国”です。残り10か国は地域別に2年毎の交代で選ばれた国々です。会議が開催されていない時は、見学者はガイドさんの説明を聞きながら撮影もOKでした。

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今年は日本も非常任理事国なので席がありました。「外交官の戦場だな」と連れ合いの感想。

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下は国連総会などが行なわれる全体の会議場。よくニュースなどで映ってますよね。こちらも会議が開催されていなかったのでゆっくり見学ができました。とても広いので日本の席はどこなのかわかりません(?)

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世界人権宣言を条文ごとにわかりやすく描いてるパネルが印象的。

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地下室にはショップやカフエテリアもあってお土産用の国連グッズが置いてあります。

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中国人のガイドさんは知的な女性、先生に連れられて社会科見学に来た小学生のような気分になりました。 

 

 

 

 

 

 

 

 


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ニューヨーク(10)今回の「バードランド」は・・・・。 [旅行]

(5Av~PARKAv  41St.)に”ザイヤ”と”サンライズマート”という、日本のパンやお弁当、雑貨や食材を売っている店が並んでいます。(以前は隣にブックオフもあったけど移転してました)行ってみたら当時より品揃えが多くなっていた。輸入品だから当然割高ですけどおせんべとか緑茶とかそれなりに手に入る。NYは他の国や地域と比べても日本人にはかなり暮らしやすい場所。そこでパンと(日本製の)マスクを買って息子ンちへ。

余談ですが、アメリカでは街でマスクをしている人をほとんど見かけません。(アメリカ製のマスクはカッパの口のように三角にとがっていていかにも奇妙だし)日本では花粉の季節、車両の全員がマスクしてるなんて光景がざらなのでマスクに抵抗がないけど、こっちでは嫌がられる。習慣の違いでしょうかね。もちろんアメリカ人だってクシャミもするし鼻も出るんですけどねえ([わーい(嬉しい顔)]

案外元気そうな息子の様子をみてホッとひと安心。予防注射をしてたおかげか高熱も出なくて助かったと。土日はアテンドすると言ってくれてたんですが「無理しないで寝てなさい」と(一応、母親として)言いわたす。週明けからは出勤したので結局金曜日だけ休んだみたい。
で、月曜日のランチタイムに待ち合わせ、職場近くのヴェトナム料理店に連れて行ってくれた。味も財布にも優しいし野菜も摂れるからよく使うと言ってた。定番のフォーや春巻ですが薄味で美味。

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ヴェトナムコーヒーです。なかなかいける!

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息子の顔を見ると途端に「カロリーを摂りすぎないように、体調管理に気をつけて、」と口うるさい母親に戻ってしまうワタシ。「またNYにおいでよ」と言ってくれて連れ合いは「ウンウン」と嬉しそうだったけど・・・・(息子よ、かあちゃんはヘソクリが底をつきそうだゾ)。

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週末の夜は予定もなかったのでジャズでも聴くかと。でも「JAZ at KITANO」はやってなかったので「バードランド」に連れ合いが電話をしたら6時からの席は空いてますとのこと、夕食も兼ねられるしナとバードランドに向かった。(8Av~9Av  44St.) 

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以前も紹介しましたが、マンハッタンにあるジャズクラブの中ではゆったりした店内で気に入ってる。タバコの煙にも邪魔されなくて料理もまあまあ、実力のあるミュージシャンもよく出演するので、思いつきで行ってもわりとハズレがない店なんですけどネェ・・・・。

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今夜は思いっきりアメリカンで行こうと決めてワタシはハンバーガーを注文。けどやっぱり半分も食べたらもうアカン。

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連れ合いはなんだかよくわからん魚料理をビールで流し込んでました。席料込みで合計$140ドルくらい。

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まもなく始まった演奏はピアノの弾き語りの男女のデュオとベースの3人組。(あれ?プログラムはラテンだったはずだけど?)ヴォーカルがいっこうにノッてこない。その割に満席状態(?)で客席からは拍手も。その片隅で「全然面白うないやん[ちっ(怒った顔)]」とフテテる関西のオバちゃん(ワタシのこと)。 (これ、前座やな)と気がつく。どうやら9時からのセッションが真打らしくてそっちを目当てにしてる人が多かったみたい。アホなワタシたち。でも9時からのステージを聴くエネルギーは残っていなくて早々にひきあげてきました。(今までバードランドで聴いたうち)初めての”ハズレ”です。

 

 

 

 

 


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ニューヨーク(9)ミュージカル「キンキーブーツ」 [旅行]

旅立つ前に「ミュージカルで何か見たいものある?」と連れ合いから聞かれて「ジャージーボーイズ」と「オペラ座の怪人」がもう一度見たいから取ってと頼んでたら「ジャージーボーイズは1月で終演してた。マチネーで別なのを取ったから」と見せてくれたのが「キンキーブーツ」のチケット。「何、それ?」とワタシ。(どんなミュージカルかは)連れ合いも知らないって。なんにも知らないまま昼間のブロードウェイに「キンキーブーツ」を見に出かけました。

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これが・・・・めちゃめちゃ良かった![ひらめき][ひらめき][ひらめき]

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でもその前にランチ。こちらも良く使ってたインド料理のレストランCHOLA(チョーラ)。特にブランチのビュッフェがお得で美味しい。(2Av~3Avの58St.)58St.の界隈はインドレストラン街。どのお店に入っても多分美味しいんだろうけどいつも行ってたのはチョーラ。 

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インドの家庭料理やサラダ、各種カレーがずらりと並んでる。煮込みが多いし色もよく似てるのでどれも同じに見えるけど、味はさまざまで食べてみないとわかりません。好きなのを取ってきて焼きたてのナンと一緒に食べます。 

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小さな丸い揚げボールをつついてその中にカレーを入れて食べてもいい。 

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ナンとタンドリーチキンとお芋のクレープ包みはサイドディッシュ。出来立てをテーブルまで運んで来てくれる。

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ワタシはマンゴーラッシーを注文、

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連れ合いは1947ビール。(生まれ年と同じだと喜んでました)

ランチは定額$25ドル/人ほど、総計で$65ドルだったかな。夜に行くとフルコースになるので自由に食べられないしお値段もグッと上がるのでたいていはランチで使ってた。 

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ミュージカル劇場がひしめくタイムズスクウェアはいつも混んでる。車も人も大声でわめいてる。2時開演のマチネーだったからこれは帰り道ですね。

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キンキーブーツがかかってる劇場です。並んでる人に「入場の列?」と尋ねたら「多分、そうだと思う」と([ふらふら])ええ、そうでした[わーい(嬉しい顔)]

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チケットは$208ドル/人です。オペラとそんなに変わらない。ミュージカルがずいぶん高くなったなあと思う。連れ合いは窓口じゃないから手数料がえらくかかるとか言ってましたけど。でも正味$150ドルは超えるはず。

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どこもそうですが、ミュージカル劇場は舞台と客席が近いと言ったらいいのか、とても狭いです。

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舞台の上はすでに靴工場のセット。

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そう、「キンキーブーツ」は実話をもとにした靴工場の再生の物語。工場の跡取り息子チャーリー(白人)とドラァグクイーンのローラ(黒人男性)とが二人で力を合わせて、女装の男性にも履けるお洒落なハイヒールのブーツ(プレイビルの表紙の赤い靴)を開発するというストーリー。人種や性への偏見を笑い飛ばしてくれる爽快な物語。

主人公ローラを演じたJ.Harrison Gheeという黒人の俳優さんが素晴らしい舞台を見せてくれた![ひらめき][ひらめき][ひらめき][ひらめき] 女装のセクシーなドレスに身を包みピンヒールを履いて見事なダンスを披露。しなやかな肉体と長い脚を惜しげもなく見せてくれる。歌も演技もこれ以上ないというほどのド迫力!


ミュージカルの男性歌手には鼻にかかった甘い声で歌う人が多いですが、G
heeさんの声は地声のまま伸びやかに響く。女装していても男性の声だとわかります。真っ直ぐ心に届く歌声でとっても魅力的。コメデイタッチの舞台ですが時には素の男性の姿に戻ったりシリアスな演技を要求されたりもする難しい役柄です。でも見事な表現力で笑わせたりホロリとさせたりしてくれる。

歌もダンスも演技力も(ルックスも!)三拍子揃ってないと競争の激しいブロードウエイで主役をはることはできません。主役の座をいとめ、スターであり続けるために日々どれだけの努力が払われてるのかと恐ろしい思いがしました。テンポが激しくめまぐるしく変わる華やかな舞台、もちろん最後はスタンディングオベーション。ブロードウエイのミュージカル最高!です。

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あとでネット検索したら日本でもキンキーブーツが演じられたとか。ローラに扮したのが三浦春馬クンだったそうです。大河ドラマ”直虎”の亀(カメ)役の俳優さん。あの高度な歌とダンスをこなしたのかしら? 

 

 

 

 


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ニューヨーク(8)メトロポリタンオペラ モーツアルトの「イドメネオ」 [旅行]

今回チケットを取ったメトロポリタンのオペラはモーツアルトの”イドメネオ”。(いつも紹介してる)リンカーンセンター内のメトロポリタン劇場です。夏時間になってるのでまだ明るいけど開演は7時半~(終演が12時という長丁場)

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で、その前にかるくデイナー。付近にはプリシアターメニューのあるレストランも多いんですが、ワタシ達はよく使ってた8Avのタイレストラン「ポン・スリ」へ。6時すぎだったかな、まだ誰もいなかったけど直後に満席になりました。

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これまたいつもの”トムヤムクン”と”サテー”と”パッタイ”という(メインなしの)定番メニュー。お腹いっぱいになって合計$50ドルというお値段。

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ここのタイ料理が大好きなので絶対行きたいと思ってたお店。(大満足[手(チョキ)]

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さて、メトロポリタン劇場に戻ります。(当然だけど)外内装はなあ~んにも変わってない。懐かしい!

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”イドメネオ(クレタの王イドメネオ)”はモーツアルトの初期(20代の頃)のオペラです。
在住の頃は年間チケットを買っていろんな演目を見てたけどこのオペラは初めて。音楽もストーリーも知らない。あまり人気がないのか(ネットからでも)前から数列目のど真ん中という席が取れた($267/人ドル)・・・・・けど、

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(時差ボケのせいにしますが)舞台が始まる前から眠くてしようがない。アリアがすべて子守唄。「ああ、モーツアルト(のメロデイ)やなあ」と思っているうちにうつらうつら・・・(マナーの悪いことこの上なし)。
「オペラ自体も平板やしなあ」と感じてしまう。 これではとうてい最終幕までもたないわと休憩時に退席。

ただ、オーケストラがよく響くし、なかなかいいじゃんと思ってたら”レバイン”の指揮だった! 客席からも「ブラボー、ブラボー!」の声が一番多かったのが、歌手じゃなくて、レバインでした([ひらめき])さすがフアンが多い。
そういえば前回来た時も指揮がドミンゴだったし、以前から体調がすぐれず忙しすぎたレバインの代わりにゲルギュエフが指揮したりしてた。
インターミッションの時にオーケストラピットを覗いたら、車椅子に乗ったレバインがピットを出て行くところだったので胸がつまってしまった。

息子に話してたら「レバインが指揮する舞台はあんまりないそうだよ。良かったじゃない」と。彼は仕事が早く終わった日などに天井桟敷の立見席($20ドル)で見るそうです。”魔笛”もそれで見た(聴いた)と。どうあれ、モーツアルトは”魔笛”とか”ドン・ジョバンニ”とか、人気演目を見る(&聴く)のがいちばんという結論になりました! 


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ニューヨーク(7)桃源茶会 at KITANO [旅行]

大阪の”藤田美術館”から売りに出された中国美術(約30点)が15日クリスティーズNYでオークションにかけられ総額300億円[がく~(落胆した顔)]!の売り上げになったという話をしましたが、その藤田美の代理人である大阪の古美術商”谷松屋戸田商店”さんの一行が武者小路千家の若宗匠(千宗屋さん)と共に”KITANO”に泊まっておられました。オークションと時期を合わせてKITANOで”桃源茶会”を催すためです。

「旅先のことで着物も足袋も持ってきていないので・・」と言ったのですが、ホテルの方に(服装は)そのままでいいですからと言われ、午後の空いた時間を見計らって飛び入り参加(席料$63ドル)。裏千家はミッドタウンのビルの中に立派なお茶室を持っていて(ワタシは裏千家でお稽古していたので)そのお茶会には何度も出ましたが、KITANOがお茶室を持っているのは知らなかったし武者小路千家のお茶会も初めてでした。

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(下の写真)ロックフエラーセンターの目の前にあるのがオークションハウスのクリスティーズ。

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実はここで出会った東洋美術担当者が(ワタシに)日本美術への目を開かせてくれた師匠なんです。たまたま能装束のオークションに行ったのがキッカケで、人とモノとの数奇な運命、数々のドラマに魅入られてしまった。「とにかく本物を見なくてはいけません」と口を酸っぱくして言われもしました。「ああ!(審美)”眼”が欲しい!」と何度思ったことか。(今も思い続けていますが)

お金持ちでもなんでもないただの主婦(のワタシ)ですけど、オークションハウスは誰でもウエルカム。NY在住の時はいつも一人で下見会やオークション会場に入り浸ってました。ビットも覚えた。古美術と言うと日本では仲間内だけが闇市で取引しているような印象があるけど、ここでは売り買いはオープンなので好きなアートとじっくり向き合えます。美術館と違って作品に手を触れることもできる。歌麿の春画も北斎の富士もそうやって見せてもらいました。でも誰かの手に落ちれば二度と見られないので一期一会の気持ちです。

写真は今回30億円強の値がついた藤田出品の中国美術品(鳳龍文羊型の青銅器)です。

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イヤな言葉ですが、オークションの世界でモノが動くのは3D(Death, Divorce,Debt)の時と言われてます。(死、離婚、負債)と訳せばいいのか、いずれも個々人の不幸な局面。国家レベルになると革命時とか戦乱の時代。日本でも維新や第二次大戦敗戦後には流出したお宝が多くありました。 今回の中国美術も清朝末期に売りに出された元皇帝(乾隆帝)の宝物(の一部)を山中商会が買い取って欧米や日本で売り立てた品です。中国革命の際、蒋介石が持ち出した財宝は台北の故宮博物館で見ることができますが、山中商会が手掛けた美術品は藤田氏や当時の”大阪の数寄者たち”に渡ったんでしょうね。

今回藤田美がその一部をオークションにかけたのは古い美術館を建て替えるためだそうです。そういえば4,5年前に関西の私設美術館を訪ね歩いたとき、藤田美術館にも立ち寄りましたが、暗い土蔵の中に作品が展示してあって「なかなか辛いなあ」と思った記憶があります。お茶会のあと戸田商店さんに聞いたら「空調設備もままならないんですよ」と。写真は当時の美術館とパンフレット。

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何千年もの歴史がありながら優れた財宝は大陸には残っていない。青銅器にしても陶磁器にしても最高のモノは日本にあります。中国の人からすれば「なんでやねん!」という話。お金に糸目はつけないからとにかく本物のお宝を手に入れたいというわけでしょう(投機だとは思いたくない)。にしてもチャイナマネーの威力はスゴイです!10年前のNYではロシアンマネーのすごさが語られていましたから、お金の出どころはその時の国際情勢によって変化しますけど、世界中の財力がNYに集まってくるのは間違いない。藤田美術館の売り立てはそれまでの東洋美術品の最高額をあっという間に更新しました。 大成功のオークション!まあ、総額300億円って聞いても金額が大きすぎて庶民には実感がない金額ですけど。充分な建て替え費用と維持費用がでましたね。([わーい(嬉しい顔)]

話を桃源茶会に戻します。藤田のオークションを取りまとめたのがかの師匠だったので、お茶会で出会えるかなと思ったりしたんですが、席の時間帯が違ったようですれ違いになりました。
KITANOの桃源茶会は春を待ちわびる心をテーマに、武者小路千家の若宗匠と戸田商店さんがしつらえをなさったもの。17Fの畳部屋(濃茶の席)には、武者小路千家七代目の書「桃花有消息(桃の花が春の訪れを教えてくれるなあ!)」のお軸が掛けられて、床に置かれた”桃香合”は当代の楽吉左衛門さんが若宗匠のためにと焼かれたものだそうです。花入れは黄瀬戸「銘・旅枕」。益田家からの伝来品だとか。

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この黄瀬戸がすこぶる良かった。「枕が変わると寝られないので、枕を抱えてNYに来ました」と若宗匠。気さくな亭主のお人柄で茶席は和やかなものになりました。

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客は10名でワタシ以外は外国の方とかNY在住の方ばかりだったんですが、三客に座らせていただいたので千宗屋さんお点前の濃茶をいただくことができました。

(裏千家しか知らないので宗屋さんの個性かどうかわからないのですが) これまで味わったことのない非常にまろやかなお濃茶でビックリした。カプチーノ風というか口の中でフワッと溶けていくようなお茶でした。美味しかった!
しかも主茶碗は楽家二代宗味作の黒楽「銘・聖」。この黒楽は藤田家伝来品だそうです。宗屋さんは気負いなくお手前をされていましたが(ワタシのような庶民には)日本だったらゼッタイ直に手に取って飲むことができないようなシロモノです。初代長次郎を思わせるさびた風情の黒楽。少しざらつきがあってみこみ部分はすでに地肌が見えていました。400年以上伝わって来た茶碗、いったいどれだけの人々がこのお茶碗を手にされたのでしょう。楽の二代目、三代目は光悦に作陶のてほどきをしたといいますからひょっとしたら光悦の目にもふれているかも・・・・など思うとゾクゾクしました。替も瀬戸の筒茶碗「銘・寒桜」珍しい桜高台で驚きました。茶入れお茶杓は言うに及ばず釜も風炉もお道具類は千家に伝わる名品ばかり。本当に贅沢なお茶会でした。

終わってからの撮影はOKですということで皆さんは宗屋さんと記念写真を撮っておられました

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で、1Fのロビーに降りて行くと谷松屋戸田商店さんが立礼(シビレがきれないで助かる[わーい(嬉しい顔)])の薄茶席を準備されていてここでもまた至福のひととき。

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そうそう、名古屋から”両口屋是清”の職人さんがわざわざいらしてこの茶会(濃茶席)のためだけに主菓子を造るという徹底ぶり。出来立ての生菓子(銘・桃渓)をいただく趣向です。「材料は仕込んで冷凍して持って来ました」と職人さん。「飛行機の中でも抱えてました」と。ご苦労をしのんでゆっくり味わっていただきました。

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薄茶席の道具立てもさらに豪華。戸田さん所蔵の茶碗や藤田美所蔵の軸など惜しげもなく披露していただきました。茶碗は”乾山”と”織部”です。自分の手にすっぽり入っているのが「(写しじゃなく)ホンマもんの乾山、ホンマもんの織部やな」と思うと嬉しくて嬉しくて。中棗のお塗も千家十職の”宗哲”。お稽古で「お棗のお塗りは?」と聞かれるとどんな安物でも必ず「そうてつです」と答えるんですが、もちろん紛うことなき”宗哲”でした。
「やっぱり茶道具は使ってナンボのもんですね」とか生意気なことを口走ってしまったワタシです。

国宝級のお道具類をよくぞ無事にNYまで(しかも大雪の!)運んで来られたなあと感心したんですが「経験のないことなので、税関を無事に通過するか心配で心配で・・」とのお話でした。さもありなん。おかげでワタシは思いがけなく贅沢な時間をすごさせていただいたけど。

 

 


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ニューヨーク(6)MOMA [旅行]

時差ボケもわるいことばかりでない。朝イチででかけたMOMA(近代美術館)。

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たいていは「アッ、誰それの絵だ!」というように画家のネームから入っていくんですけど、この日はボーッとした頭に絵の方から先に飛び込んで来てくれた。見慣れた絵が新鮮に見えました。エスカレーターから降りると、(MOMAが大金をかけてゲットした)”バスキア”がド~ンと目の前に。

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点数ではやはりピカソが多いですね。長生きした画家だし多作だったし・・・。 

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ワタシごときが説明するまでもない名画のオンパレードですけど、個人的にはやっぱり”バスキア”が一番印象に残る。NY在住の頃にブルックリン美術館で彼の最初の個展を見て以来のフアンです。

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1年半前に来た時はピカソの彫刻展を企画していて圧倒されたけど、今回はこの画家の特別展(下の写真)を開催してました。全く知らなかったフランスの画家です。ピカビアと読めばいいのかしら。ものすごい人気らしくてわんさか人が入ってた。あとで調べたら20世紀前半の画家・詩人で、フランスとアメリカを行き来していてアメリカのダダイズムをけん引してた人だったらしい。

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一人の画家と思えないほどコロコロと作風が変化してます。印象派かと思うとキュービズムのようだったりフオービズムぽかったり・・・撮影禁止だったので絵の紹介はできないけど、グラフィックデザインのような絵もありました。器用な人だったのね。(本人の写真のように)人懐っこくて遊び心が満載で他人を拒まない作品だなあと感じて・・・とても面白かったデス。

ランチは例によってMOMAのカフェで。 

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スープとサラダ(orサンドイッチ)のセットメニューを注文。

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葡萄のように見えてるのはおイモです。 ワタシ的には半分の量で満腹。

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連れ合いはビーフサンドイッチ。合計$72ドル。

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 館内はどうやら修復作業中らしく閉まっているフロアもありました。

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ニューヨーク(5)フリックコレクション [旅行]

日経新聞に今ちょうど連載されている”私の履歴書”は(若冲コレクターの)ジョー・プライスさん。彼の記述に、若い頃NYでフランク・ロイド・ライトに連れられて入った骨董店で、初めてみた日本の絵(若冲・葡萄図)に魅せられて購入したのがコレクションの始まりとありました。その店は”妹尾商店”といって、かの”山中商会”の社員だった妹尾さんが営んでいた店だと。「エッ?あの、山中商会!」とビックリ。しかもマデイソンAvの65St.と書いてあったので「10年前はルースケの散歩でほぼ毎日通っていた場所なのに!」と2度ビックリ。全く気がつかなかった。もちろん探しに行きましたよ。(下の写真)大体ここら辺かなと。でも全く見当がつかなかった。とっくにお店はなくなってるんでしょうね。妹尾氏もお亡くなりになってるようですし。

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明治時代、大坂の美術商の山中兄弟はアメリカに進出、フェノロサやビゲローの支援を得てNYに店を出しました。(ということは当然岡倉天心も関わっているはず?)清朝末期の動乱期に(乾隆帝の集めた)中国の財宝を愛新覚羅家から買い取って、ヨーロッパやアメリカのオークションで売りさばき巨万の富を得たという伝説的な美術商です。しかし大恐慌や世界大戦が勃発、歴史の荒波にのまれ真珠湾攻撃直後に敵国財産として差し押さえられて商会は消えていきます。この”山中商会”のことは在NY中に興味を持ったので何とか自分で調べたいと思いつつ帰国。後に当時やはりNYに住んでいらした朽木ゆり子さんが”ハウスオブヤマナカ”という著書を出されたのでワタシの関心もそれきりでした。

でもまたここに来て思い出した。というのはこの日の前日クリスティーズNYでオークションにかけられた(大阪の藤田美術館から売りに出された)中国美術品の売上額が300億円[がく~(落胆した顔)]!という前代未聞の値段だったというニュース、目玉の”六龍図(宋代)”は山中商会から藤田に渡ったものだったと聞いたからです。(この話は後日談があるのでまたいずれ。。。。)

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午後は「フリックコレクション」に。メット美術館と同じ5Avに面しているので、セントラルパークの中を歩いてでも行けます。このあたりもかつてルースケの散歩コースだったところ。

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道は凍っているしどこもかしこもやたら除雪剤を撒いてるので歩きにくいことこの上なし。マンハッタンのワンコは雪が降るとみんな靴下をはいてますがこれは除雪剤で肉球を痛めないためです。 

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野生のリスはすこぶる元気。可愛いけど狂犬病を持ってる可能性があるので触ってはいけない。

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5Avに出ました。

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「フリックコレクション」の入り口。鉄鋼王フリックのかつての邸宅がまるごと美術館になってます。しかも家具調度も絵もそのままの配置で残っていて「こんちわ!」と個人のお宅にお邪魔するような心地よさ。

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このあたりもルースケの縄張りだった。思い出すのはルースケと散歩したことばかり。写真は10年前のセントラルパークです。(男の仔だったので)5番街のティフアニーであれアルマーニであれお構いなしにマーキング([ふらふら]

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話を戻します。フリック美は写真撮影が禁止!厳しいです。フェルメールやゴヤやベリーニなどフリック氏の審美眼で集めた常設コレクションの他に、この日はターナーの特別展を開催していました。何度見ても素晴らしいコレクション。中庭(パテイオ)だけ写せます。ワタシたちはどの美術館も65歳以上のシニア料金。メットもフリックも$17ドル/人です。 フリックはぜひおすすめ。

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夕方勤めが終わったらホテルに来る、一緒に食事しようと言ってた息子にハプニング。インフルエンザにかかってしまいDrから帰宅を言い渡されたとのこと。しばらくは安静でどこにも出られなくなったと。
「かあちゃん、ウチに来たらだめだよ。うつるからね」と。「こっちで入院して2人が日本に帰れなくなるなんてシャレにもならないから・・」息子は単身赴任中なのでかわいそうだと思ったけど、それもそうだなあと顔を見るのはあきらめる。

予約しておいたKITANOの日本料理”なだ万・白梅”でデイナー。マンハッタンの日本レストランの数は多いけど、この白梅のお味が一番日本料理らしいんじゃないかと思ってるワタシ。素材も吟味されて品数も揃ったきちんとした懐石料理です。

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ワタシはそば懐石、連れ合いは天ぷら懐石を注文。美味しかったけど山のような分量なので食べきれません!

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お酒を入れて2人で$320ドル(毎晩食べる値段ではないネ)。当時よく使ってた”スギヤマ”とか”本村庵”とかはのきなみ閉店していました([もうやだ~(悲しい顔)] 

 

 

 

 


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ニューヨーク(4)メトロポリタン美術館 [旅行]

翌日は「メトロポリタン美術館」と「フリック美術館」へ。NYの美術館めぐりではお決まりのコース。世界中から観光客が訪れます。在住のころは、この「メット美」と「MOMA(NY近代美術館)」には年間パスを買って好きな時に出入りしてました。(今から思うと贅沢な環境だった!)

まずメトロポリタン美術館から。 

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開館直後だったのでエントランスにも人が少ない。セキュリテイチェックもコートを預けるのも短時間で済んだ。帰り際には行列ができてたので”メット”や”MOMA”など人気の美術館に行くのは朝早くの方がいいですね。

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だだっ広い美術館なので全部見てまわるとものすごくくたびれる。いつも好きな展示室(作品)だけ行くことにしてました。
この日もまず”日本美術室”へ。充実した展示室なんですけどいつ行っても人が入ってない。(ワタシにいわせると)もったいない!前回(1年半前)もバークコレクションだったけど今回は展示内容が変わってました。もちろん仏像など常時展示されているものも多いです。

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鎌倉期の十二神将や、

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南北朝の十一面観音などすばらしい仏さまもある。

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下は沢庵和尚の賛がついた狩野内膳の軸絵”政黄牛・郁山主図”。沢庵と狩野山楽は松花堂サロンを通じて知友だったのではと思いますが、内膳とも知己だったんか!と・・・・。徳川幕府ににらまれてたわけですからね。内膳の墨絵は初めて見た(かも)。

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英一蝶の屏風”雨宿り”や、

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抱一の屏風もある。琳派は必ず展示してますネ。鈴木基一や光琳の名品も以前にここで見ました。

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長沢芦雪の狗子図屏風も!

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ここで芦雪の子犬に出会えるなんて!

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日本室のホールから古代エジプトの神殿が見下ろせるんですが、ガラス窓の外にはセントラルパークが見えてます。

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ルースケ(ミルクの先代ラブ犬)と一緒によくこの辺りを散歩してました。この日は一面の雪。

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それからこれまたいつもの”アメリカンウイング”へ直行。

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ティフアニーのステンドグラスなんかも何気に飾ってるんですけれど、

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フランク・ロイド・ライトの私宅を再現した部屋が大好きなワタシ。一度でいいからこんな部屋に暮らしたいと夢みてしまう(うっとり~)。日本びいきのライトらしく壁には”広重”の浮世絵なんかがさりげなく掛かっています。

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西洋絵画のオールドマスターも駆け足で覗きました。グレコの前で(高校生かな?)ワークショップ。

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ゴヤとか、 

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ルーベンスとか、

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レンブラントとか、

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フェルメールとか、

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ブリューゲルとか、なんでもアリです。

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近代美術のウイングにまわってみたら思いがけない充実ぶり。以前よりずっとリキが入ってるような印象を受けた。「MOMAに対抗してるんかな?」とワタシ。「モダンアートの方が人気が高いんとちゃうか」と連れ合い。

デュビュッフエの作品、

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オキーフ、 

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キリコ、 

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こちらは日本人”うすいぶんぺい”さんの作品。家具工場をえがいたもので個性的な画面です。全く知らなかった画家でした。ずっと在米でいらしたのかしら?

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ルオーや、

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国吉康雄の絵もあった。 もちろん(MOMAに比べると展示数は少ないけど)ピカソやシャガール、マティスなども展示。

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若い人が多かったです。やっぱり人気なんだね。 

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ランチは美術館のカフエでとることにした。

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ジンジャー入りカボチャのスープ(花丸[かわいい])。スパークリング水とサンドイッチを頼んで計$60ドルだった。

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ロダン作”カレーの市民”を横目に見ながらという贅沢な空間でした。

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ニューヨーク(3)グラセンのオイスターバー [旅行]

今までの海外旅行ではあんまり感じなかったんだけれど、今回は特に”時差”に悩まされた。(年とったなあ!)
アメリカ東部と日本との時差は13時間、完璧に昼夜逆転。で、向こうに着いてから(&帰国後も)、日中は眠くて眠くて・・・我ながら使い物になりません。

初日は午前中に着いたんだけど”KITANO”に入ってすぐさまグーグー![眠い(睡眠)] 目が覚めたらすでに夕方。とりあえずディナーを食べに出たけど雪道を歩くのも面倒…というわけで近くのグランドセントラルステーション(通称グラセン、42St)までトコトコと(徒歩で数分)。

グラセンは(言わずと知れた)マンハッタンのど真ん中に位置する鉄道の駅。近郊からの通勤客が乗り降りする近中距離列車の発着駅です。

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ゴージャスな構内が有名ですね。円天井一面に描かれた星座とか・・

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構内はめっちゃ広い。メトロの駅もマーケットもデリやレストランもあるのでいつも大勢の人が行き交ってます。 

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マーケット内のスパイス専門店は人気。お土産にする人もいる。

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ワタシ達はレストランの”オイスターバー”へ。ここは連れ合いのお気にいり。

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クラムチャウダー (マンハッタン風)

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クラムチャウダー(ニューイングランド風)と、 

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生カキ&生ムール貝その他のコンビネーション

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カキ大好きの連れ合いはオール生ガキを注文。「これ、一人で食べるんか?」という分量。

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もちろんフレッシュらしいけど、かつて生ガキに”あたった”ことのあるワタシは半分くらいにして、残りは全部連れ合いが平らげました! (旅行中お腹はすこぶる調子が良かったからこの生ガキのおかげ?)ビールやチップ入れて計$120ドルでした。

 


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ニューヨーク(2)メトロカードであっちこっち [旅行]

今回の旅でとりわけ役立ったものが2つあります。

1)まず、連れ合いが強調してたのが<ご当地のSIMカード>。自分の携帯スマホに差し込む”一週間使い放題”のご当地カードです。息子が「NYに来てから40ドルくらいで買えるよ」と教えてくれたらしいけど、日本(アマゾン)で2000円ほどで買って行ったらしい。NYに着いてから持ってる携帯のSIMカードを入れ替えると、NYのローカルナンバーがすぐもらえて電話もかけ放題。通信料を気にせず使えるのですごく役に立ったと喜んでました。息子によると海外旅行ではSIMカードを買うのがもう常識だとか。(ワタシには理解できない話ですけど)

2)2番目は、”一週間乗り放題”のメトロカード(32ドル/人)& マンハッタンのバスマップ(メトロの有人駅窓口で無料でもらえます)一回券だと3ドルなので絶対お得。

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メトロカードはバスにも地下鉄にも乗り放題だし、碁盤の目のようなマンハッタンは目的地のストリートSt(東西)とアベニューAv(南北)さえわかれば、バスマップを見てどこにでも行けます。 一方通行が多いので慣れれば方角もわかる。

たとえばこちらがバス停の標識(M1とかM2M3とか書いてます)

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メトロの入り口。

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Unionスクウェアでは”ペトコ”でミルクのお土産を買いました

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ミルクは赤いボール、他はお友だちのワンコにおすそ分け。 

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地下鉄の車両はお世辞にも綺麗とはいえませんが、昔に比べるとずいぶん安全になってますし渋滞もないので使い勝手がいい。短い距離ならバスもしょっちゅうくるのでおススメです。とはいえマンハッタンは狭いので歩く方が早い。ニューヨーカーはみんなよく歩きます。ワタシも歩いた、歩いた、腰痛も忘れてひたすら歩きました。イエローキャブ(タクシー)もメーター制だし安いので荷物の多い時は利用しました。ニッサンのボックス型が多かった。

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というわけであちこち出没してましたので、すこし街を紹介します。

下は”セントパトリックデイ”のパレード。アイルランド出身の人たちが緑色のものを身に着けて五番街をパレードします。当然通行止めになって歩道も規制されるので歩きにくいことこの上なし。この日は街中に緑の人があふれてました(エンパイアステートビルも緑だった)。いろんな記念日があってしょっちゅうパレードやってます。その都度NYPD(NY市警)のお巡りさんが出動して大騒ぎ([わーい(嬉しい顔)]

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トランプタワーの前も一応は警備中。機関銃持ってたな。もともと興味のないビルなので中には入りませんでした。トランプ政権になってニューヨークはどうなったかしらと思ってたけどあんまり変わらない印象。
そういえばホテル”KITANO”のショップに”イヴァンカ・トランプ” ブランドのアクセサリーが置いてたので笑っちゃった。「どう?」と勧められたので「いらんわ!」と断った。

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NY市立図書館。 

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図書館裏手にあるブライアントパーク。

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さらにその奥にある”ニューヨーク・紀伊国屋書店” 。村上春樹の”騎士団長殺し”が積んでました。日本の書籍ならここで手に入ります。市内には”Book off”もあるので助かる。

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おなじみのロックフェラーセンターです。 

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下はチャイナタウンです。息子に差し入れするためにお豆腐と肉マンを買いに行った。世界で一番大きいチャイナタウンかも。物価はミッドタウンの半分以下。住んでいたころはさほど感じなかったけど、(この旅で)ニューヨークの物価は高いなと思いましたね。まあ、お金がなくてもそれなりに楽しめるし、あればより楽しめるのがこの街のいいところですけど。。

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下はよく利用してた中華のスーパー。まだ営業してたのでうれしかった。でも屋台のお豆腐屋さんは見当たりませんでした。美味しかったのに([もうやだ~(悲しい顔)]。当たり前か、10年も経ってるんだもんねえ!

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「チャイナタウンも高齢化が進んでるねえ・・・」と連れ合い。ホントにそう。この街の人たちはここで一生を終える。生活圏はすべて中国語。英語が通じない人も多い。 

下はダウンタウンにある本屋さん。連れ合いのお気に入りの”STRAND"。 

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路上には貸し自転車。CITIと書いてるのでCITIBANKの提供でしょうか。 

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ストランド書店の入り口。「REFUGEES(難民) WELCOME HERE」と書いてある。「ニューヨークのリベラル派の拠点だもんな」と連れ合い。しっかり主張してます。

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あふれんばかりの本(新刊も古書もある)。まだまだ紙のメデイアは健在!と勇気づけられます。 

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連れ合いが買った”IT CAN’T HAPPEN HERE"という本は、「ここ(アメリカ)では起きない!」と訳せばいいのか。オゥーエルの”1984年”やハクスリーの”素晴らしき新世界”などとならんで、今アメリカでよく売れてる<反ユートピア小説>の類だそうです。邦訳が出てないので日本では知られてないかもね。デマゴーグが大統領になるという内容で、ノーベル賞作家のシンクレア・ルイスという人の80年前くらいの小説だそうです。

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ワタシが買ったのはピンバッジ。 

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街をお散歩してるワンコはどの仔もお利口に見えます。

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大好きなナッツの屋台もあちこちで見かけます。これがワタシのマンハッタン!([わーい(嬉しい顔)]) 

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ニューヨーク(1)真冬でした! [旅行]

サイモン・ラトル(指揮者)の追っかけでカーネギーホールへ行ったのが一昨年の秋だったから、ほぼ一年半ぶりのニューヨーク。10年前にマンハッタンに住んでいたのはこのブログで書いていますが、昨年から次男が赴任したので様子を見がてら、センチメンタルジャーニーの旅。とはいえ息子は激務で予定もわからないし前もって日程を組まずに、まあ出たとこ勝負デス。
ただしミュージカル2本(キンキ―ブーツ&オペラ座の怪人)とメットのオペラ(イドメネオ)は、連れ合いが日本からチケットを取ってくれてました。

(腰痛もちのワタシの)旅はいつものようにビジネスクラスの安い飛行機探しから始まります。今回は<ANAの直行便(羽田~ニューヨーク・JFK)& ホテル”KITANO”(朝食付7泊)>で35万円/人というお買い得を、HISで見つけて超ラッキー([手(チョキ)]

ANAの最新鋭の機材です。完全個室になってるので使いやすい。

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食事はイマイチかな。以前のほうが味は美味しかった。

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いつものように機内では映画を見まくり。「ラ・ラ・ランド」「この世界の片隅で」「聖の青春」「百日紅ー北斎の娘お栄」「Mr.Chrch」「幸せな一人ぼっち」「ミニヨンズ」「トロール」 

JFK空港から(マンハッタンの)ホテルへの送迎は、これまたいつものように連れ合いが”カーメル”を予約した。チップと(橋の)通行料を入れても75ドル/片道、ほどだったか。迎えの時間も正確だし料金が定額で使いやすいリムジンです。(写真は帰国時)

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前回はシカゴ乗継ぎで閉口したので羽田からの直行便というのが気に入った。それに”KITANO”は小ぶりながら日系のホテルで行き届いたサービスが自慢、マンハッタンではワタシの一番のお気に入りのホテルです。4月以降だと値段がグッと上がるんじゃないかしら、3月の終わりごろだから 気候もまあイイかと思ってたんだけど。。。(甘かった![もうやだ~(悲しい顔)]

飛行機が下降してJFKに近づくと一面の銀世界。

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空港も真っ白。

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空港の出口もこんな感じでした。

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マンハッタンに入ってからも雪で道がふさがれて車がなかなか進まない。

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市の責任でかなり除雪をしたそうですが前日が大吹雪だったのでまだ残っています。

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よっぽどワタシの心がけが悪いんでしょうね。3月に入ってぽかぽか陽気だったマンハッタンが月半ばから突然の寒波襲来!出発の前日は130年ぶりとかいう猛吹雪でJFKも閉鎖されて飛行機が飛ばないという事態になった。

出国当日は東京も雪だという予報で車で羽田まで行けるかどうかも心配だったんだけど幸いさほどでもなくてANAも飛んでくれたので、何とか予定通りニューヨークに着くことが出来た。運が良かったという話。(でもヒヤヒヤの連続[ふらふら]

あわててロングコートやブーツを引っ張り出し、防寒具をそろえ雪だるまみたいにブクブクと着込んで出発。(ただし、前回ホカロンで入国検査にひっかかったので、ホカロンを貼ったのは入国後デス)
入国時だけでなく美術館でもどこでも手荷物とボデイチェックは年々厳しくなってる印象。

滞在中マンハッタンは連日氷点下、めっちゃ寒かったのでこの冬支度は大正解でした! セントラルパークでもホラこのとおり。

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ホテル ”KITANO(キタノ)”です。38St.PARKアベニュー。ミッドタウンの中心、便利なロケーション。 

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日本人の宿泊客が多いので思いがけず知り合いに出会うこともあります(今回も声をかけられた)。日米交流のイベントもよく開催されてる(今回もたまたま武者小路千家の若宗匠のお茶会があったので参加)。それにホテル内の”JAZ at KITANO"のJAZカフエも人気です。

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ロビーには大きなワンコ(ボッテロ作)が。昔から、この仔をなでるとハッピーになれる、といううわさがあります。モチロン毎日なでなでしました。 

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朝食(ビュッフエ)のレストラン。

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頼めば和食も可能です。 

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でもワタシ的に一番うれしいのはウオッシュレットのついたトイレかも。(どんな高級ホテルでもウオッシュレットはありません)部屋はこんな感じ。清潔で広め、スリッパも置いてます。歯ブラシは無かった。

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窓から見える景色。

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エンパイアステートビル(34St.)が見えてます。記念日には色が変わります。泊まっている間もこんな風に。緑はセントパトリックデイ。青は何だったかしら(?)

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国立劇場3月歌舞伎公演 通し狂言「伊賀越道中双六」 [美術館 観劇]

国立の3月の歌舞伎は「伊賀越道中双六」。吉右衛門さんが座頭で主役の”唐木政右衛門”役。見せ場は「岡崎」で山田幸兵衛役には中村歌六さん。播磨屋一門中心で東蔵さんや錦之介さん、雀右衛門さんたちがしっかり脇を締めます。もちろん娘婿の菊之助さんも凛々しく登場・・・・というわけで、いそいそ出かけました。でも今回は菊之助さん、若侍の志津馬だったので(女形の好きなワタシは)う~ん・・・ですけど。しかし、相手役の米吉さんと共に(前回の”伊賀越”と同じ配役)若手の著しい成長が感じられる舞台ではありました。

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実はこの義太夫狂言、同じ顔ぶれで観るのは2度目。一昨年に国立で(44年ぶりに)かかった時に観ています。その舞台、歌舞伎では初めて読売演劇大賞を受賞したというのでたいそう話題になりました。特に「岡崎」の段、歌六さんの幸兵衛が”はまった[ひらめき]”という評判でしたが、今回もワキを固めた”群像劇”として見応えのある舞台になっています。

前回は吉右衛門さんの下半身が心配で立ち廻りなどハラハラしながら観てましたが、今回の方がお元気になられた様子ひとまずホッとしました。”仇討”と言う時代錯誤のお話ですけど、その錯誤を感じさせない、一人一人の心理描写が巧みなお芝居で、歌舞伎の型は崩さないままで時代を超えた演劇として成り立っているのが魅力です。 

以前も書いたと思いますけど、吉右衛門さんのお人柄でしょうか、播磨屋さんの一門は、歌六さんにせよ又五郎さんにせよ、深みのあるスジの通った役者さんが揃っていて、しっかり御大将を支えているので、舞台が引き締まります。この「伊賀越」は、万人が認める播磨屋の十八番になりましたね。 

国立の歌舞伎公演は3月が終わると秋までお休みです。通い始めてけっこう年月が経ちましたが、さて今秋はどうしましょうかねえ。 

 


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団サマが遊びに来てくれた! [日記 犬]

ひな祭りだから、ではなくてたまたまだけど、ミルクの唯一のボーイフレンド(幼馴染み)であるコ―ギ―の”団サマ”が遊びに来てくれた。カットに行った帰りなんですって。

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団ママが「お尻を見て頂戴」と連れて来てくれた。カットしたばかりでないと魅力的なハートマークが見えないそうです。イヤイヤお尻がどうあれ、このキリッとしたルックス。相変わらずのイケメンぶり。「イヨッ、成田屋!」

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[わーい(嬉しい顔)]2匹で仲良く遊びました・・ではなくて「おやつ、おやつ」とおおさわぎ[わーい(嬉しい顔)]

「団サマ、けっこう背が高いやん」うっとり見つめるミルク
[黒ハート][黒ハート]

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そうそう、ついでながら、生まれてこのかた3年半、好き嫌いなく何でも(食べられないものまで)食べてたミルクに異変。初めて食べないものが出現。それは(何を隠そう)「ホタルイカ」です!(なんでやねん????) 


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2月に読んだ本 [読んだ本]

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*  学歴分断社会   吉川 徹

*  近代天皇論ー「神聖」か「象徴」かー 片山杜秀 島薗 進

* カラマーゾフの兄弟(1~5)ドストエフスキー (亀山郁夫・訳)

* 天皇の美術史(2) 鎌倉・南北朝時代

* 籠の鸚鵡 辻原登 


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古来稀なり。 [日記 犬]

誕生日です。「誰の?」 イヤ、ワタシの・・・・[バースデー]

(誕生日やのに)さえへんなあと思いながら病院(下肢血流障害で通院中)から戻ると、美味しいお店だからケーキを買ってきたよと連れ合い。「[るんるん]ハッピィーバースディー・トゥーユー[るんるん]」をしてもらった。アリガト!
でも、ろうそく69本は無理だったよって。(そらそやろ[ふらふら]

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2人と一匹では食べきれず翌日に残しました。上品な甘さのクリームがすっごく美味しい!([わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

数え年でいうと「古来稀なり(古希)」で70歳。へえ~っ!もうそんな年かあ・・・・と自分が一番ビックリしてる([がく~(落胆した顔)]) 

 


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